新幹線の清掃員の人が「くるくるーっ」と素晴らしい手つきで、座席を回転させているのってカッコいいですよね。
東京駅や新大阪駅、博多駅などの新幹線始発駅を利用したことがあれば、あのカッコいい動きを一度は見たことがあるのではないでしょうか。
あれを見ると、「新幹線の座席は回してボックス席にしていいんだ」と思い出すのですが、この座席の回し方ってどうすればいいのでしょうか?
そこで、今回はこの新幹線の座席の回転のやり方について知りたいあなたのため、新幹線の座席を回転させる方法と、新幹線でボックス席を作るタイミングやマナーについて、これだけ知っていれば必要にして十分な情報を紹介します。
この記事の目次
新幹線の座席回転のやり方動画
新幹線の座席を回してボックス席にする方法は、ずばり下の動画を見た通りになります。
「シートの下にストッパーがあったとか聞いてないよ!」と思わず言いたくなりますよね。
でも元々何も知らないお客さんでも自由に利用出来るように設計されているだけあって、びっくりするくらい簡単に回す事が出来るようになっていたのです。
この画像では3列シートですが、2列シートの方も同じ方法で回転させ、ボックス席にする事ができます。
これで、もし4人~6人で新幹線に乗った時はボックス席にてワイワイ楽しむ事が出来ます!
いつのタイミングでボックス席にしたらいいのか?
動画を見てもらった通り、ボックス席にする時は前の席のすれすれを通過しなければいけません。
ですから極力、人の少ない始発電車で発車待ちをしている時が最適なタイミングと言えるでしょう。
これ以外にも、下記のタイミングでボックス席にするのが最適なタイミングとなります。
- 走行中、前の席に誰もいないのを確認した直後。
- 待ち合わせ等で長時間停車している間。
ボックス席にしない方が良いタイミング
新幹線のシートを回転させてボックス席にする事自体は何も悪い事ではありません。
しかし、流石に人が多い時や混雑している時はボックス席を作るのが難しくなるので、ボックス席を作るのを止めておきましょう。
これ以外にも、人間はボックス席を見ると指定席でも座りづらいと感じて利用しなくなりますので、混雑して来たらマナーとしてボックス席を戻しておきましょう。
新幹線のシートを回転させてボックス席にした時のマナー
先ほど書いたとおり、新幹線のシートを回転させてボックス席にする事自体は何も悪い事ではありません。
その際、マナーとしていくつか覚えておいた方が良いことがあります。
マナー1
まず1つ目が、シートを倒す時は普段以上に後ろの人に配慮する事。
回転した椅子の方は、背もたれの部分がいつもよりもぶつかりやすくなっているので、リフライングにする時はいつもよりも後ろの人に配慮をしましょう。
マナー2
そして、もちろん自分が降りる時はボックス席にしていたのを戻し、次に使う人への配慮を忘れないようにしましょう。
もちろん、戻す際にも前の席の人に1声かけて、ちょっとの間だけ協力してもらい、終わったら必ずお礼を言いましょう。
まとめ
新幹線の席を回転させる方法と、マナーについてまとめると、このようになります。
- 新幹線の席の回転の仕方は、席の下にあるストッパーを足で踏んで解除させるだけ。
- 新幹線をボックス席にするタイミングは、始発で発車待ちをしている間や前の座席に人がいない時が最適。
- 混雑時にはボックス席を使用しない。降りる時には必ず戻す。
新幹線の席を回転させる方法と、マナーについて紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
ちなみに、私は実はこれまで新幹線のボックス席の作り方を知らなかったので、今まで1度も自分で新幹線をボックス席にした事はありませんでした。
でも、いつだったか1回だけ、誰かが使った後の新幹線のボックス席を使った事があります。
この時は利用者もそんなにいなかったので家族3人で使ったのですが、かなり快適だったのをよく覚えています。
是非、今回の方法で新幹線のボックス席を楽しんでくださいね!