土鍋で作る鍋料理ってとっても美味しいですよね。
でも、土鍋を購入していきなりチゲ鍋などの鍋料理を作っていませんか。
まずは、目止めといった土鍋の穴を塞ぐ作業が必要になります。お粥を作るのがベストとされます。小麦粉やとぎ汁などを使っても行えます。
土鍋を長持ちさせるポイントやカビなどの対象方法などについても紹介します。土鍋を使っている方はチェックしてみましょう。
この記事の目次
土鍋を初めて使うときの注意点は?お米のとぎ汁を使う「目止め」とは?
土鍋を初めて使うときってどうしてますか?
土鍋の胴の部分は耐久性がありますが、底面は素焼き状態のままといったケースが多いので、無数の穴が開いている状態になっています。
そのため、最初に穴をふさぐ作業が必要になります。この作業を「目止め」といいます。
目止めの方法には次のようなものがあります。お好みで試してみましょう。
- そのままお米を炊く
- お米のとぎ汁を入れてから、水8分目ほど加えて、20分ほど沸騰させます。
- 小麦粉大さじ2杯分ほどに、水8分目ほど加えて、20分ほど沸騰させます。
- 片栗粉大さじ2杯分ほどに、水8分目ほど加えて、20分ほど沸騰させます。
目止めの際に次の事項に注意しましょう。
- 火加減は弱火で行って大丈夫。
- 加熱後には、熱が冷めるまで土鍋をそのままの状態にしておく。
- 土鍋が冷めた後に、水洗いを行うこと。
土鍋を長持ちさせるためのコツ!
「土鍋で最初にお粥を作ろう」
目止めの方法を紹介しましたが、ベストの方法はお粥を炊くこと。目止めをするには濃いデンプンで覆うことが大切とされています。お粥が苦手だよといった方は、さきほど紹介した方法で目止めを行いましょう。
土鍋にお茶碗半分くらいのお米を入れ、水8分目ほど加えて、弱火で炊き込むといった感じです。お粥ができたら1時間ほど起きておきましょう。これで完了です。
「最初は弱火で」
土鍋は意外にもろい部分もあるので、急激な温度の変化に対応できないことがあります。そなため、弱火からスタートして次第に火力を上げるようにしていきましょう。
「蓋や鍋が追加購入できるタイプを選ぶこと」
大切に使っていても、ひび割れを起こしてしまいます。落として蓋を割ってしまったなんてこともあるので、部分購入できるタイプのものがおすすめです。
「気になる土鍋の臭いは?」
チゲ鍋などといった臭いの強いものに浸かった場合は、臭いが残ってしまう場合があります。そんなときには、鍋にお茶を7分目ほどまで入れて弱火で10分ほど煮れば臭いを消し去ることができます。
「もし、土鍋がカビでしまったら!」
土鍋に水8分目ほど加えて、酢を大さじ3杯ほど加えます。そのあと、弱火で10分ほど煮込みます。酢の殺菌効果でカビを除去してくれます。
土鍋を使った後の保管方法は?
「ひび割れ防止をおこなう」
保温力があるので、土鍋に熱が残っている状態で洗ってしまうと、ひび割れを起こす可能性があります。土鍋の熱が下がっていることを確認してから水洗をするように心がけましょう。
「基本は水洗いで行うこと」
土鍋には吸水性があり、洗剤などに長時間浸してしまうと、洗剤が染み込んでしまう可能性があります。できるだけ水洗いで行うようにしましょう。もし、焦げが付いた場合には1晩お湯に浸しておけば焦げが取れやすくなります。
「カビを防止する」
湿気の多い場所に置いておくとカビが発生しやすくなるので、しっかりと乾かしてからそのまま保管しましょう。
まとめ
いかがでしたか。土鍋の使い方や保管方法について紹介しました。
目止めに始まり、保管方法や注意点まで紹介しています。
これから土鍋を使ってみたいが使い方がよくわからないといった方は、ぜひとも参考にしてみてください。