皆さん、大掃除やっていますか?
大掃除の強敵と言えば、台所に有る換気扇、お風呂場に有る水垢汚れ。と有りますが、実は窓ふきも強敵に入ります。
理由は、拭き掃除自体はすごく簡単だけど、枚数が多いから。
マンションだったりすると、窓は通路とベランダだけ。と言うのが現状なので、窓掃除は大した問題ではないのかもしれません。
しかし、地方都市に多い一戸建ての場合、枚数の多さが手伝って、窓ふきと言うのはちょっとした強敵になってしまうのです。
今回は、そんな「やりたくないけどやらなきゃいけない」の一つでも有る、窓ふき掃除をいかに効率的にやるか?と言う事について考えてみたいと思います。
新聞紙
昭和生まれの人にとっては、非常に懐かしいやり方に感じるのではないのでしょうか?
新聞紙のインクが窓ふき洗剤の代用品になると評判で、当時は窓ふきの定番と言えば新聞紙でした。
大体3週間分位の古新聞が有れば一戸建ての窓ふきに十分の分量だったと思います。
固く絞った雑巾に窓ふき用洗剤を〜。と言うやり方が主流の平成に有り、わざわざこのやり方にこだわる必要はないと思いますが、もし新聞を取っている家庭なら、体験としてやってみる価値はあると思います。
必要な道具
- 新聞紙
- バケツに入れた水
- 大きめのスーパー袋
使い方
- くしゃくしゃにした新聞紙をバケツに浸し、ギュッと軽く握って水を切る。
- そのまままんべんなく窓を拭く。途中で千切れた部分が有ったら、乾く前に剥がして捨てる。
- 使い終わった新聞紙は、すぐスーパー袋の中に入れる。
- 仕上げに乾いた状態の新聞紙をくしゃくしゃにし、仕上げ磨きをする。
スクイジー
スクイジーって何?
端的に言うと、高層ビルの窓ガラス吹きの人が多様しているあれ。と言う事になりますが、元々は船のデッキ掃除をした後の水分取りに使用していた掃除道具です。
現在でも床掃除の際に使用する水切り。としてのスクイジーは有りますが、一番有名なのはやはり窓ふき掃除の時に使う手持ちタイプでしょう。
窓ガラス吹き用としてのスクイジーは、洗剤をしみ込ませて窓ガラスの汚れ落としをする、ウォッシャーと言う道具の後に使います。
まず、ウォッシャーで洗剤をつけ、窓の汚れをざっと洗います。
そして、スクイジーで水を切る。
スクイジーで水を切った時、サッシ伝いに水が垂れるので、正直室内と言うか屋外向きだな。と言う印象は有りますが、ちょっとコツをつかめばすぐ使える道具です。
プロ直伝、誰でも今日からすぐ出来る!スクイジーで窓掃除。
- 泡タイプの窓ガラス洗剤を、窓ガラスにまんべんなく拭きかける。
- 固く絞った雑巾で、洗剤を窓ガラス全体にいきわたらせる。
- スクイジーを上から下へ、縦に滑らして泡を取る。
- スクイジーを滑らせる時、左右どちらかの端を、気持ち斜めに上にすると、きれいに仕上がります。
- 一番下までスクイジーを滑らせたら、固く絞った雑巾でスクイジーを拭き、取れた泡を落とします。
- そして、また再度上から下へ滑らせて、窓掃除が終わるまで続けます。
- 最後に、サッシに残った泡を固く絞った雑巾で拭きとれば完了です。
高所用ワイパー
先程紹介したスクイジーの、柄がすごく長い版。と思って頂ければ間違いは有りません。
高い所にある吹き抜けの窓、ベランダのない所にある二階の窓の外側に威力を発揮します。
製品によって使い方が変わるようですが、ウォッシャーとスクイジーがセットになってついており、ウォッシャーの方に洗剤をつけ、スクイジーの方で落とす。と言うのが共通したやり方のようです。
たわし
擦りガラス限定になりますが、たわしも窓掃除に使う事が出来ます。
使い方はいたって簡単。
洗剤を吹き付けたら、たわしで優しくこすり落とすだけ。
スクイジーにしても新聞紙にしても、普通の窓掃除は平面にしか対応していません。
でこぼこしたすき間に有る汚れは、やはりたわしで落とすのが一番効率的です。
屋外用高圧洗浄機
私は、これが一番好きな窓掃除のやり方です。
屋外限定になりますが、窓の鍵をしっかり閉め、動かないようにしてから一気に水を吹きかけます。
砂ほこりに水垢、全部全部見る間にはがれて行くので、とっても気持ちいいです。
サッシを外し、派手に濡れても平気な外壁に立てかける事が出来るのなら、内側も一気に行けます。
結露のせいで発生したカビ、水汚れ、ぬめり、手あか…。こちらも、全部全部一気に吹き飛んで行くので、本当にやっていて楽しいです。
もちろん、擦りガラスにも対応出来ます。
二階にまで届くかどうかは解りませんが、とにかく高圧洗浄機はお薦めです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一つ一つの作業は簡単ですが、枚数が多いと内心うんざりしてしまいますよね。
だからこそ、今回ご紹介をした道具を使い、効率良く進めて行きましょう。