今年も大掃除の時期が来ましたね。
まとめて出来る人なら大掃除に苦労はしたりしないのでしょうが、多忙な人にとっては大掃除に着手すると言うのはものすごく大変な事だったりします。
だからこそ!確実に長続きする掃除方法が有ったら良いと思いませんか?
今回は、実際にワーキングマザーで有り、家事育児と多忙な日々を送っている私が、実際に月一で行っている、大掃除の強敵の一つであるシロッコファンを掃除する方法をご紹介します。
経験的に、絶対必要だと思う道具類
- 出来るだけ手にぴったりとした使い捨てゴム手袋
- 新聞紙か紙ごみをいっぱい
- 乾いたぼろ布。ぼろのバスタオルが有れば切って使えるのでなおよし。
- 毛が固くて長い台所用ブラシかタイル用ブラシ
- 割り箸
- アルカリ洗剤とスプレータイプの油汚れ用洗剤
経験的に有った方が良いと思う道具類
- 大きめのバケツ
- 踏み台か、踏み台の代用品になる物
掃除を始める前に必要な覚悟
- 台所の換気扇の内部はタール状になった油だらけで有る。
- すごく大きな油の固まりが有っても驚かない。びびらない。
- 付属品を外したら油垂れ注意報発令。
始める前の下準備
- 電源が見える場合、必ず換気扇の電源を抜く
- 油垂れに対応するため、換気扇の真下に新聞紙か紙ごみを敷く。
- 流しの蓋を閉め、60度以上のお湯をため、中性洗剤を溶かしておく。
超具体的な掃除方法
- まずは、レンジフードの金属フィルターを外します。大体の場合、レンジフードにひっかけるようにくっついているだけなので、フィルターの下を持ち、軽く上に上げるとすぐに外れます。
が、年一回しか洗わないと言う場合は、この金属フィルターの下部に油汚れが溜まっているので、なかなか取り外す事が出来ない。という事態が発生する可能性が有ります。
軽く何回か叩くと、取り外す事が出来るようになりますが、外す時油垂れが起きる可能性が高いので、外しにくかったら、必ず金属フィルターの下部を新聞紙等で包み混んで洗剤を溶かした流しに入れて下さい。 - 金属フィルターを外すと、ドーナッツのような形をしたシロッコファンが出て来ます。
このシロッコファンにベルマウスと言う風除けが止まっていますが、まずはこのベルマウスについている蝶ねじを外して、ベルマウスを取り外し、やっぱり流しに入れる。 - ベルマウスを取り外したら、シロッコファンの羽根を止めているねじを緩めます。
六角ネジの場合は、六角ソケットレンチが必要になるので、後日再チャレンジとなってしまう可能性も有りますが、そうではない場合、手で外す事が出来ます。
このネジを、「外す」と書かれた方向に回し、シロッコファンの羽根を取り出すのです。
作業要領としては、扇風機の羽根を分解清掃する時と同じなので、扇風機を掃除した経験のある人ならすぐに出来ると思います。
このネジ類もやっぱり外したら流しに入れる。 - 羽根を取り出したら、新聞紙等で包み、可能な限り手早く流しに入れる。
- 20分位漬け置き洗いにします。
- 返しと言うそうですが、シロッコファンの羽根が入っていた部分の下には大量の油が入っています。
漬け置き洗いをしている間に、これを掃除します。
のぞき込めば解りますが、この返しの下には大量のタール状になった油汚れが入っています。
これを新聞紙やぼろ布で可能な限り取り出します。
バケツが有ると、受け皿になってくれるのでとても便利ですよ。 - 20分経過したら、お湯に付け込んだ物をブラシでごしごしこすり、汚れを落とします。
羽根と羽根の間はかなり洗い辛いので、裏面からもごしごし洗いましょう。 - レンジフードの内部は、スプレータイプの油汚れ用洗剤を吹き付け、ぼろ布でふき取ります。
溝に油が大量にたまっているので、これは割りばしを溝に差し込み、こすり落として行きます。もちろん、下にぼろ布を当てて滴り落ち防止をするのを忘れずに。 - レンジフード内部も洗い終わったら、全体を乾かし、シロッコファンを取りつけます。
作業内容としては、取り外した時の逆をやれば良いだけなのですが、ここも扇風機の羽根を取りつけるのと同じ要領でやれます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最初の内は油汚れが酷くて嫌になってくるかもしれませんが、続ける事で少しづつ減って来ます。
そして、気が付いた頃にはちょっと拭けば済む位の汚れになっています。
継続は力なりです。
大掃除で折角の長期休暇を終わらさないようにするためにも、毎月こまめに掃除をして下さい。