今年のおせちは、皆様どうしますか?
元々、おせち料理と言うのは日本独自の正月料理ですが、日々の家事で忙しい女性が正月位は休みたい!と言う理由から作っていた物でも有ったんだそうです。
現代風に言うと、作り置きおかず。と言う事になりますが、元々は家庭で作られる事が前提でした。
しかし、いつの頃からか、おせち料理と言うのは買ってくる物になってしまいました。
ちなみに、私もおせちは買ってくる派なのですが、楽が出来る代わりに、小さい頃から好きな料理に限って少なく入っている。と言う現実を知るはめになっているのです。
そう!その好きな料理、と言うのは栗きんとん!!!
私の購入しているお店がそう言う主義だから仕方ない。と言えばそうなりますが、あの甘くて美味しい料理を、もっと沢山楽しみたいと思いませんか?
そう言う訳で、今回は栗きんとんのレシピと、残った時対策に栗きんとんのアレンジレシピを集めてみました。
さあ!これで貴方も明日から好きなだけ栗きんとんを食べれます!
この記事の目次
基本の栗きんとん(10人前)
材料
- さつまいも 300g
- 砂糖 50g
- みりん 36g
- 栗の甘露煮のシロップ 120g
- 栗の甘露煮 150g
- くちなし(あればで良し) 150g
- 塩 2g
- レモン汁 大さじ2
作り方
- さつまいもは皮を厚くむき、1cmの輪切りにする。
- 1のさつまいもを10分水にさらす。
- くちなしが有る場合は、お茶パックに入れてつぶしておく。
- 3のくちなしとさつまいもを水に入れ、さつまいもが柔らかくなるまで煮る。
- さつまいもを取り出し、熱い内にしっかりとつぶす。
- 栗のシロップとみりんを煮詰めた液を5のさつまいもに少しづつ加えて、砂糖も加え、混ぜ合わせる。
- 塩とレモン汁を6に入れ、木しゃもじを使って弱火で練る。
- 適度な硬さになったら、栗の甘露煮を加え、火を止める。
- 熱い内に器に広げ、急いで冷やしつやを出す。
甘さ控えめ フードプロフェッサー使用の楽らく栗きんとん
材料
- 栗甘露煮 12〜15粒
- さつまいも 正味350g
- くちなし 2個
- 砂糖(必要なら使う) 適量
- みりん 80mm
- 栗甘露煮のシロップ 100cc
- さつまいもの茹で汁 大さじ1〜
- 塩 一つまみ
作り方
- さつまいもは厚く皮をむき、縦半分に切ってから1cm厚に切り、水にさらしておく。
- くちなしをガーゼに包んでからつぶす。
- 鍋に水きりをした1と、2、たっぷりの水を入れ、中火で十分に柔らかくなるまで茹でる。
- 茹で汁を100cc程度取り分けておく。(後で固さ調整に使う為)
- 茹でたさつまいもをざるに上げ、みりん、栗甘露煮シロップ、取り分けておいた茹で汁大さじ1と一緒にフードプロセッサーに入れ、撹拌をする。
- 味を見て、甘さが足りなければ砂糖を適量入れ、撹拌する。好みの甘さになるまでこの作業を繰り返す。
- 6を鍋にも入れ、弱火で少しもったりした感じになるまで木べらで練る。
- 栗を入れ、塩を加えたら、さらにもう少し練って完成。
※補足ポイント!
冷えると硬くなるので、ちょっと柔らかいか?と言う所で練るのを止める。固くなってしまったら取り分けておいた茹で汁を加える。
かぼちゃとさつまいものきんとん(4人前)
材料
- さつまいも 1本
- かぼちゃ 8分の1個
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ3
- 塩 ひとつまみ
作り方
- さつまいもの皮をむき、ざっくりと輪切りにする。
- 1を水にさらしてから耐熱容器に入れ、電子レンジの600wで5分加熱する。
- かぼちゃの種を取り除き、よく洗ってから600wの電子レンジで2〜3分加熱して柔らかくする。
- 1と2を同じボールに入れ、よくつぶす。
- 砂糖、みりん、塩を入れ、木べらで加熱しながら練り合わせたら完成。
余った栗きんとんでロールケーキ
材料
- 卵 Mサイズ3個
- 砂糖 90g
- 薄力粉 75g
- バター 30g
- バニラオイル 適量
- 栗きんとん 250g〜300g
- 生クリーム 100cc
- 砂糖 20g
- 水 40cc
- ラム酒 小さじ1
作り方
- ボールに卵、砂糖、バニラオイルを入れ、ハンドミキサーでしっかりと泡立てる。
- 1をハンドミキサーですくい上げた時、ボールの中で「の」の字が書ける位しっかりと泡立てたら、次の工程に移る。
- 2に振るった薄力粉を入れ、ゴムヘラで粉っぽさが無くなるまで混ぜ合わせる。
- バターを耐熱ボールに入れ、レンジで加熱し、溶かしバターを作る。
- 4の溶かしバターに3の生地を3分の1位入れ、よく混ぜ合わせる。
- 3のボールに5を入れ、残りの生地と混ぜ合わせる。
- 天板に生地を流し入れ、表面を平たくならす。
- 190度に予熱したオーブンで10〜12分焼く。
- 焼き上がったら天板ごと、台の上に落とし、生地を外れやすくする。
- 天板から生地を外し、ラップをして冷やす。
- 耐熱容器にシロップ用の水と砂糖を入れ、レンジで加熱する。
- 砂糖が溶けたら取り出し、冷まし、ラム酒を加える。
- 栗きんとんの栗を取り出し、粗く刻む。
- 生クリームを8分立てにし、刻んだ栗、きんとんを加える。
- 10の生地が冷めたら、焼き面を上にしてクッキングペーパーの上に乗せる。
- 巻き終りになる部分を、斜めにカットしておく。
- 巻き易いように2cm幅の切り込みを入れ、12のシロップをハケで全体にまんべんなく塗る。
- 13のクリームを、巻き始め部分がやや厚めになるように全体に塗る。巻き終り部分には塗らない。
- 手前からスポンジを折り込むように巻き、芯になる部分を作り、生地を敷いたクッキングペーパーを使って最後まで巻く。
- 巻き終りを下にしてラップで包み、冷蔵庫で1時間以上なじませたら完成。
まとめ
いかがだったでしょうか?
昔は作り置きおかずだったかもしれませんが、買ってくるのが当たり前になった21世紀において、家庭で作るおせち料理と言うのは、好きな物を好きなだけ作る料理である。としても私は良いと思っています。
特に、栗きんとんは基本のレシピを見てもらった通り、意外と簡単です。
大人になってからも栗きんとんが好きなのは、もしかしたら子供時代の名残。と言う可能性は否定しませんが、皆さんも好きな料理を自家製で作るの、楽しんでみてください。