ひな祭りの時期になりましたが、女の子のいる家庭では何かと準備が忙しくなりますね。
最近では、お節句ごとに折り紙でお節句にまつわる物を作り、飾る人が結構いて、ひな祭りパーティーはもちろん、子供の工作からお店のディスプレーまで色々な所で活躍しているのです。
しかし、いざ作ってみたいと思っても、作り方が解らなければ作れません。
前は、折り紙の折り方と言えば本くらいしかなく、作者の表現が解り難いと全然作れなくて困る事も有りましたが、今では動画が公開されているので、それを見ながら作る事で折り紙は本当に敷居が低くなりました。
しかし、「簡単ですよー」と言われてやって見たら無理だった、なんて事が発生するのが折り紙の折り方と言う物で、どの折り紙が簡単で、どの折り紙が難しいのか?なんてやって見ないと解りません。
そこで、多分人生の中で最も折り紙をする機会が多いと思われるため、「小学生が実際にやって見て簡単か?難しいか?」を基準に折り紙の動画を集めてみました。
全部実際にやってみて簡単か?難しいか?の選別をしていて、選別者は小学3年生、折り紙好きの小学生女子です。
今回は、そのリアル小学生が選別したひな祭り折り紙動画から、さりげなく立てて置く事も出来る簡単バージョンをご紹介します。
本当に簡単、雛人形折り紙
この折り紙は、折り始めてから20秒後には真顔で「簡単過ぎ」と言い放ったので、幼稚園か保育園で折り紙を教わっている年齢からやる事が出来ると思います。
もちろん、大量生産する時にも向く訳で、ほぼ平面なので壁飾り用の雛人形が欲しい時にも最適です。
★参考動画1★
実は簡単だった⁉︎2〜3回練習すれば必ず出来る立体雛人形
しかし、大量生産向きの雛人形ではなく、ちょっと本格的な雛人形飾りで簡単なのをお探しの方もいるでしょう。
今から紹介する動画は、見た目は難しそうに見えるのですが、実は簡単に作れる折り紙なのです。
一番最初の動画のように、パッと見てすぐに覚えられるようなものではないので、解り難い所は動画を止めたり戻したりして、何回か見直して下さい。
しかし、選別を担当した子は割と1回で作ってみせたので、そこそこ折り紙の政策に慣れている大人なら、即作れると思います。
レベルとしては、小学生〜折り紙未経験の大人で、見るからに解り易い雛人形なので、海外で紹介するにも向いているでしょう。
しかし、この折り方でも、ちょっとしたコツが必要になりますので、動画の後にそのコツの事についてご説明します。
★参考動画2★
★参考動画3★
★参考動画4★
★参考動画5★
動画中のコツの解説
動画中に、いくつか解説が必要な物が有るので、解説をします。
動画の中で、「折り筋をつける」と言われている作業をしていますが、これは一度折って置く事で後々の作業を楽にして、仕上がりをきれいにするためにやる下準備の作業になります。
せっかく折ったのを開いてなかった事にしてしまうように見えるので、無駄な作業と感じる人もいるかもしれませんが、この工程をやらないと後々大変になりますし、きれいな仕上がりになりません。
特に、動画ではこの工程をやっている事を前提に説明を進めていますので、必ず折り筋をつける作業はやって下さい。
普通、折り紙というのは色が付いている表面を表にして折り始めますが、動画の中には、白い裏面を表にして開始するのが有ります。
これは、「中表(なかおもて)」と呼ばれる作業で、後々表に返して仕上げる事を意味しています。
ソーイングや手芸をやる人にはお馴染みの作業なのですが、裏面から始めるため、一見すると先ほど紹介した折り筋同様、意味がない作業のように見えます。
しかし、仕上がりをきれいにするために必要な作業になりますので、中表から始める時は必ず中表から始めましょう。
まとめ
リアル小学生の選別による、簡単に折れる雛人形をご紹介させて頂きましたが、如何だったでしょうか?
一見すると難しそうな折り紙でも、実際にやって見ると意外と簡単だったりします。
本当に苦手意識が有る人だと、完成品を見ただけで無理だと感じますが、やってみればそんな事はなかったと言う事が解るので、ぜひ挑戦をして見て下さい。