こんな風に担任に言われたかどうか知りませんが、大学受験の際には願書に貼るための証明写真が必要になりますね?
この大学受験用の証明写真、髪型は男子の場合はどうしたらいいのでしょうか?
今回は、大学受験の証明写真について悩むあなたのため、受験者の面接担当もしている現役大学教授の意見を元に、本当のところを紹介します。
この記事の目次
大学受験の証明写真の本当の使用目的と本当にチェックされていること
大学受験の証明写真に関して高校側は、毎年毎年本当に色々あの手その手で盛ってくる ようですが、リアルに大学側からいわせると、大学受験で証明写真が必要な理由はただ1つです。
「本人確認のため!」
本当にこれです。
これ以外のなにものでもありません。
そして、私も人事部で面接担当をしていた経験がありますが、いわゆる就活の時も履歴書の証明写真の意義というのはこの一言に尽きます。
これは、会社で採用不採用を決める時もそうなのですが、あくまで大学では下記のことについて重要視しています。
- 入試試験の成績・論文の内容
- 高校からの内申書・在学中の部活動やコンクールなどの受賞経験
- 面接での印象
ざっくりいってしまうと、あくまで求めているものはあなたのスペックなのです!
そして、なぜ入試はあるのか?といいますと、あなたのスペックが大学側が求めているレベルかどうか?を確認する必要があるからです。
「どのくらいスペックが高いか?」ということについて求めているのに、「証明写真で不合格になる」ということはまずありえません。
ただ、本人確認のために使用するものであるため、最低限としてこの2点だけは要求されています。
- 髪で顔が隠れないこと
- 特に眉毛と目ははっきりと出す
この2点だけ守っていれば、どの大学でも受け付けてもらえる受験用の証明写真になります。
校則とおりなのに、担任や進路指導で言われたら髪切らないとならないの?
一番最初にも書きましたが、これってすごいあるあるです。
先にも紹介したとおり、大学側が求めているのはあくまで「あなた自身のスペックが高いかどうか?」なので、校則とおりであるのならば担任や進路指導になんといわれようと無視してOKです。
ただ、もし下記に該当する場合、明らかに「行き過ぎた指導」に入るため、親に頼んで本人に抗議してもらうなり、学校長や教育員会に報告してもらうと良いでしょう。
- 1日に何度も「髪を切れ」といってくる
- 定規やハサミを持ち出し切るように脅してくる・それに準じた方法で脅す
- クラス全員の前で名指しされた・晒し者にされた・明らかに脅された
あ、そうそう。
ちなみに、この手の行き過ぎた指導は、会社だと「パワハラ」といわれる行為に該当します。
証拠を集めて法テラスにでも駈け込めば、絶対裁判で勝てる要素になるので、これを機会に覚えておきましょう。
「絶対大学受かる髪型」って本当に大学受かるの?
就活でもよくいわれるのがこれですが、はっきりいわせてもらうと、結論はこれです。
「絶対大学受かる髪型なんてありません」
ただ、いわゆる絶対大学受かる髪型として紹介されている髪型は、バイトで履歴書用の証明写真が必要になった時にも使える髪型になります。
なので、「証明写真用の髪型のお手本」としてやってみるのはありだと思います。
あ、ちなみに面接当日の髪型は、ツンツンしているよりもサラサラヘアーの方が「自己主張のない順応な人間」という印象を面接担当に与えます。
自己主張の強さが求められる場では使えませんが、イメージコントロールのテクとして覚えておくと後々で色々使えます。
まとめ
大学受験用の証明写真で男子の髪型についてまとめるとこのようになります
- 大学受験用の証明写真はあくまで本人確認用
- 証明写真で不合格になることなんてありえない
- 担任に言われても校則範囲なら切る必要なし、くどいなら親に頼んで抗議してもらう
- 絶対合格する髪型で合格はしないが、証明写真のお手本としてやってみるのはあり
大学受験用の証明写真で男子の髪型について紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
え?「もしリアルに証明写真だけで合否を決めるやつがいたらどうなるのか?」ですって?
その件に関しては人事部でも大学でも同じですよ!
みんなその人のスペックを見ればオカシイ選考をしていることはバレバレなんだから、見た目だけで生徒を選考している人なんて、数年後には当然担当から外されてますよ。