お歳暮のお礼状って11月下旬から出していいの?テンプレートの変更は?

お歳暮のシーズンというのは、昔は確実に12月から12月20日くらいまでの間の事でした。

しかし、お歳暮商戦やら宅配便の多用やらネット通販の増加やら…気がつけば11月の下旬にはもうお歳暮をもらう人が出始めてきていますが、11月下旬にお歳暮をもらった場合、お歳暮のお礼状はいつ出せばいいのでしょうか?

想定外の事が起きるとびっくりしてしまいますが、今回はそんなあなたの疑問を解決するために、11月下旬にお歳暮のお礼状を書いていいのかどうか?から、11月下旬から使えるお歳暮のお礼状のテンプレートの変更方法を紹介します。

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11月下旬にお歳暮のお礼状を書いていいのか?

11月下旬にお歳暮のお礼状を書くのは、お礼状は「お歳暮が届いてから1週間以内に書いてポストに出す」と言う基本に立ち返ると「あり」と言えます。

ビジネスの世界ではお歳暮が来たら、まずはお歳暮が届いた事ととりあえずのお礼を電話でする事が習慣となっているため、先方にすでに「お歳暮が届いた」と言う事の連絡は済んでいると思います。

しかし、お歳暮のお礼状は「お歳暮が届いてから1週間以内に書いてポストに出す」と言う事が正式なマナーとされているため、11月下旬にお歳暮が来たら11月下旬でもお礼状を書いて出すのが正しいマナーと言えます。

11月下旬にお歳暮のお礼状を書く事になったら、テンプレートはどう変えたらいいのか?

そう、11月中のお歳暮のお礼状だと1番困るのがこれです。

お歳暮のテンプレートは私が書くよりも何倍も素晴らしいテンプレートがあるので割愛しますが、11月下旬にお歳暮のお礼状を書く事になったら、「季節・時候の挨拶」に変更が入ります。

具体的にはこのようになります。

  • 暮秋(ぼしゅう)の候、ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
  • 晩秋の候、日々寒さが増してきましたが健やかにお過ごしと存じます。

これらのように、「の候」の前を11月下旬用の季節の挨拶にすると、12月用に書かれているお歳暮のお礼状テンプレートが11月下旬用に変える事ができます。

11月下旬の季節の挨拶と言うのは「暮秋」「晩秋」以外にも色々あり、入力方法のコツも含めてざっとあげるとこのようになります。

  • 惜秋(せきしょう)/惜しむ秋と入力します。
  • 霜秋(そうしゅん)/霜の秋と入力します。
  • 向寒(こうかん)/こうかんで出ますが向かう寒さの方が早いです。
  • 初雁(はつかり)/はつかりですぐ出てきます。
  • 初霜
  • 寒気
  • 深冷(しんれい)

ちなみに、「初霜」から下はもう寒い時期の季節の言葉になりますが、お歳暮が11月末日に届いた場合は、お礼状の発送は12月早々になるため「初霜」から下の季節の言葉を使うと良いでしょう。

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プライベートのお礼状はどうしたらいいの?

プライベートで送るお礼状でも、季節の挨拶のところを11月後半の挨拶にすり替えるだけで仕上げる事ができます。

ただ、プライベート用はビジネス用と違って「向秋」とか「初霜」と言う言葉は使いません。

もっと砕けた言い方をしますが、具体例を挙げるとこのようになります。

  • 早朝は寒さが増すようになりましたが…。
  • 外には落ち葉が舞い散る時期になりましたが…。
  • こたつの恋しい時期になりましたが…。

このように、色々な表現がありますが、プライベートでのお礼状ではどれもこれも割と普段から使う言葉になります。

20代ならまだ良いのですが、プライベートのお礼状でビジネス用の言葉を使っているとギャグか?と思われるので注意をしましょう。

まとめ

お歳暮のお礼状って11月下旬から出していいのかどうなのか?と言う事についてまとめるとこのようになります。

  1. お歳暮のお礼状は11月下旬から出して良い。
  2. お歳暮のお礼状のテンプレートは、季節の挨拶の部分を変更する。

お歳暮のお礼状って11月下旬から出していいのかどうか?について紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

予期せぬ事が起きるとびっくりしてしまいますが、大体対応方法はあるので、また疑問に感じたら調べてみて下さい。

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