ビジネスマナーの情報を探すと、お歳暮のお礼の対応には絶対この1文↑↑が載っています。
しかし、一般的に「親しい間柄」とされている親戚の場合、本当にメールでお歳暮のお礼を済ませてしまってもいいのでしょうか。
このことについてネットで検索してもあまり詳しい情報は見当たりません。
たとえ見つけても、実際に親戚へお歳暮のお礼をした経験のある私から言わせると「ちょっと違うな~」という情報だらけです。
そこで今回は、「親戚からのお歳暮のお礼をメールで済ませるのは実際どうなのか?」の本当のところを、経験者からの立場から紹介させていただきます。
この記事の目次
親戚から来たお歳暮のお礼をメールで済ませるのはありなの?
この記事を読んでいるあなたが1番最初に知りたい事は、ズバリこれでしょうから、端的に言います。
「親戚から来たお歳暮のお礼をメールで済ませるのは、条件付きでありです」
イエスかノーか?という、はっきりとした答えが知りたいのはわかっています。
でも親戚から来たお歳暮のお礼をメールで済ませることについては、本当にこれが一番の答えなんです。
まず、親戚から来たお歳暮のお礼をメールで済ませるのは間違いなくありです。
ただ、本当に条件というのがありまして、あなたの立場にもよりますが、下記の項目に該当しないと色々面倒な事になります。
- 普段からメールでのやり取りをしている相手である。
- 相手は堅苦しいことが嫌いな方である。
この2つの条件に一致するのなら、お歳暮のお礼をメールで送っても大丈夫な相手になります。
ただし、この「メールでお歳暮のお礼を済ませる。」という方法は最近できた新しい方法です。
ですから注意点として、親戚に対して行う場合は色々チェックしておくべきところと、覚えておくべき対応方法があります。
これは明らかに年代による文化の違いが原因なのですが、この年代による文化の違いと対応方法がわかっていると、あなたが「わかる人間」として好印象を持たれる可能性があります。
なので、次の項目からしっかりと注意点を解説していきます。
親戚にメールを送る前に必ずチェックしておくべきこと
親戚にメールを送る前に、まずチェックしておくべきことがあります。
それは、「お歳暮は誰が送ったのか?」ということです。
これは、実際に私が親の要望でGoogleマップなどを印刷している経験があるからわかるのですが、年配者の場合は、同居している家族を介してしかメールのやり取りができない人がたくさんいます。
この場合、仲介役になる人がお礼メールの存在を忘れてしまっていたり、忙しくてなかなかメールを見ている暇がなかった、という場合は、お礼状をメールで書いた意味がなくなってしまいます。
これ以外にも、現在50代の人には電話連絡が全盛だったせいで、メールのやり取りが苦手な可能性が高いです。
親戚からお歳暮が来た場合は、必ず「誰から来たのか?」ということをチェックして、もしお歳暮を贈ってくれた人が明らかに50代以上である場合は、なるべく電話でお歳暮のお礼を言うようにしましょう。
メールでお歳暮のお礼を伝えたあと、お礼状は送るべきなのか?
ビジネスの世界だと、メールでお歳暮のお礼を送るのは「取り急ぎの連絡」となり、その後必ずお礼状を相手に送るのがマナーになっています。
では、親戚からお歳暮が届いた場合はどうしたらいいのでしょうか?
これは、相手がメールでお歳暮のお礼を伝えても全く問題ない相手だった場合は、後日のお礼状は特に必要ありません。
そして、お歳暮を贈ってきた相手が明らかにメールのやり取りができない人で、下記に該当していた場合、メールも電話も無視し、早急にお礼状を送っておきましょう。
- 実はあまり話をしたくない相手だった場合。
- どうしても電話で話すのが苦手な相手だった場合。
「ずるい手段」と言われてしまえば頷くしかない方法になります。
でも、お歳暮のお礼はお礼状で送る方がよりていねいなマナーとされていますし、必要以上に気を使わずに生活ができた方が楽なので、ちょっと頭の隅に置いておきましょう。
まとめ
親戚から来たお歳暮のお礼はメールで済ませてしまっても良いのか?ということについてまとめるとこのようになります。
- 親戚から来たお歳暮のお礼は、条件付きでOK。
- でも、送った相手がメールを受け取れない人だった場合は電話でお歳暮のお礼を言う。
- お礼状を送る送らないはケースバイケース。
親戚から来たお歳暮のお礼はメールで済ませてしまっても良いのか?ということについて、経験者の立場から紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
親戚と一言で言っても色々なパターンがあるので全部同じ情報でまとめるのはとても難しいのですが、今回私が紹介した情報が、あなたの生活を楽にできれば幸いです。