6月になると色々な着物セットが販売されるようになりますが、ママの場合自分は洋服だけど子供は浴衣を着るので、子供用の浴衣を購入する事が有ります。
そこで問題になってくるのが、子供用の浴衣の着付けになるのですが、子供用の浴衣はどう着付けたらいいのでしょうか?
子供用の浴衣、特に女の子の浴衣には「肩上げ」「腰上げ」と言う子供の浴衣ならではの加工がなされています。
この肩上げ腰上げに関する話はのちに紹介しますが、基本的に子供用の浴衣はこの肩上げと腰上げがあるおかげで大人用の着物と比較するととても簡単に着せる事が出来ます。
なおかつ、帯も「兵児帯」と呼ばれるふわふわした布を帯として使用しますし、これもちょうちょ縛りにするだけで良いので、飲み込みの早い人は1度動画を見ると即出来るようになります。
しかし、「簡単だよ」と言われているものに限っていざやって見ると難しく、実はコツがいっぱい入っていました!なんてことは珍しく有りません。
そこで、今回は出来るだけ細かく子供用浴衣の詳細について解説している動画を男女で集めてみました。
女の子の浴衣着付け
昔のTV番組の録画なのでしょうか?ピンボケしていて見辛いのがなんとも心苦しいのですが、どうしても詳細な解説をしている動画を探していたらこれしか見つからなかったのです。
本当に詳細に女の子用の浴衣の着せ方について解説している動画がこちらになります。
自分で着物を着た経験の有るママならすぐに出来る内容なのですが、ちょうちょ結びさえ出来れば誰でも出来る内容なので、自信がないママでも何回か練習をすれば必ず出来るようになります。
女の子の浴衣ドレスの着付け
女の子浴衣の場合だと、最近多いのはいわゆる「浴衣ドレス」になりますので、こちらの着付け方も動画で紹介します。
ワンピースのごとく被って兵児帯で縛るだけ!と言う簡単さなので、忙しいママでも即出来ます。
男の子の浴衣着付け
では次に、男の子用の浴衣の着せ方について紹介します。
男の子も、女の子同様浴衣には腰紐があらかじめついていますので、それで浴衣をしっかりと止め、帯で縛ります。
動画では、作り帯を使用して大人の男性と同じように帯を縛っていますが、男の子用の兵児帯で縛ってしまっても良いです。
って言うか…男の子の着付けって別の意味ですごく大変なんですね…。
男の子の甚平の着せ方
先の動画を見ていて、正直元気の良さにびっくりしたママのために、男の子の定番で有る甚平の着せ方を紹介します。
こちらは、帯で縛る必要もないのですごく早く着つける事が出来ます。
ところで「肩上げ」「腰上げ」って何?
最初に少し紹介しました、子供用の浴衣独特の加工で有る「肩上げ」と「腰上げ」について紹介します。
この「肩上げ」と「腰上げ」は、子供が成長してもある程度のところまでは同じ着物を着続ける事が出来るようになされている加工でして、成長に合わせてほどいていきます。
「肩上げ」「腰上げ」をする年齢は地域によって異なりますが、大体中学生にもなると成長がひと段落するので、そこまでは「肩上げ」「腰上げ」をした浴衣を着せ、以降は大人用の着物を着せる人が多いようです。
まとめ
子供用の浴衣の着付け方を動画で紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
子供用の浴衣の着付けはとても簡単なので、挑戦して見る気持ちさえあれば誰でも出来ます。
今年はぜひ、子供用の浴衣の着付けに挑戦してみてください。