夏祭りシーズンとなると、浴衣を着た女性たちをたくさん見かけるようになりますが、この着物を着るのを自分で出来る!と自信を持って言える人はどのくらいいるのでしょうか?

単純にすごくうるさいアラフォーのおばちゃんになっている可能性を重々承知でいうのなら、夏祭りの際に絶対普段から着物を着ていない人は、おはしよりや前身頃の裾などが乱れているため、ちらっとみただけで案外すぐに分かります。

最近は、浴衣セットとして販売している商品には、「ワンタッチ付け帯」と呼ばれる帯にさして使用する帯が必ずついてます。

帯の結び方はとても簡単になったのですから、すぐに身なりを整える事ができるよう、浴衣の着方を完璧にマスターしましょう。

今回は、ワンタッチ付け帯持っている前提で浴衣の着方について紹介します。

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浴衣の着付け~基本~

まずは、こちらの動画で浴衣の着方について基本をマスターしましょう。

こちらの動画で紹介されている浴衣の着方は、帯の結び方以外は付け帯を使用する人にも共通する方法ですし、まず着方が分からなければ乱れを整える事も出来ませんので、付け帯前提でもしっかりとマスターしましょう。

なお、この動画で紹介している帯の結び方は、「前結び」と呼ばれる前で帯を縛り、後ろに回して仕上げる方法を取っていますので、ワンタッチ付け帯がない人、付け帯を使いたくない人に向く方法も見れます。

浴衣の補正の仕方

はっきり言ってしまいますと、着物も浴衣も昔の胴長寸胴体型の日本人に体型を前提として制作されていますので、メリハリのある体の人よりも、体型の良い人の方がすんなりと着こなす事が出来ます。

そこで、メリハリのある体の人はタオルを浴衣の下に当ててカサ増しし、浴衣を着こなすのに向く状態にします。

これを「補正」というのですが、補正をしないとどうなるか?と言いますと、実は先ほど紹介したワンタッチ付け帯の動画にその答えが有ります。

先ほどの動画の帯周りをよーく見直してみると帯周りがもたついていませんか?

補正というのは、この帯がもたつくことを予防するためにのするものなので、必ず補正をしてから浴衣を着るようにしましょう。

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おはしよりの作り方

女性の着物には、色々な決まりがありますが、その中の1つに「おはしよりを作る」と言うのがあります。

おはしよりと言うのは、帯の真下に作る段差の事になりますが、これがビシッとしているかしていないかで浴衣の印象というのすごく変わりますし、おはしよりを作らないと浴衣を引きずって歩くことになりますので、実はすごく重要な意味があるのです。

補正がきちんとされていれば、おはしよりも帯締めもきちんとした印象のものになりますし、最初に紐で土台を作る段階でしっかり出来ていれば安泰です!

おはしより作りは数をこなさないときちんと出来ないものなので、ちゃんと練習をしておきましょう。

浴衣の袖は右前か左前か?

最後になりますが、浴衣に限らず、全ての着物において1番重要な点を紹介します。

この襟を右前にするか左前にするか?の件ですが、着物では「生きている人間は左前 死者は右前」と伝統的に決まっておりますので、生きている人間が右前の襟で着ると縁起が悪いとされています。

襟を合わせる時の動作が、洋服のボタンを止める時と似たような動きをするのに、女性用ブラウスだと真逆の合わせになるので混乱する人が多くても仕方ない事なのですが、私は、「右手が懐に入るように襟を合わせる。」と言う言葉でこの襟の右左を覚えています。

「ブラウスとは逆」と言う言葉で覚える事も可能なので、自分なりな覚え方で洋服のボタン留めと区別できるようにしましょう。

もちろん、ハロウィン等で幽霊コスプレをするのであれば右前が正解ですが、幽霊コスプレでもないのに浴衣の襟合わせを間違えると「縁起が悪い」と言われるので注意をしましょう。

まとめ

浴衣の着方についてまとめると、このようになります。

  • 浴衣はタオルなどで補正ををしてから着用する。
  • おはしよりがちゃんとしているかどうかで印象が変わる。
  • 襟は「生きている人間は左前 死者は右前」。洋服とは逆になるので注意する事。

浴衣の着方について、動画を交え紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

ちなみに、芸者さんはお座敷に上がる時おはしよりを作らずに着物を着ますが、その芸者さんは街歩きの時は裾が汚れないように持ち上げて歩きます。

芸者のポーズと言うと、この裾を持ち上げている時のポーズが有名ですが、芸者さんでも普段のお着物ではちゃんとおはしよりを作っていますので、おはしりよりが崩れているのを「芸者コスプレ」と言ってごまかすのはやめましょう。

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