この記事を見ている人は、多分そんな気持ちでネットを検索した事でしょうね。
ええ、私も実は「残暑おみまい=はがきでする物」と思っている年代なので、残暑見舞いで贈り物と言うのはあまり馴染みが有りません。
そこで、今回は比較的新しい文化で有る、残暑お見舞いで贈り物をする意味や理由について情報をまとめましたのでご紹介します。
この記事の目次
残暑お見舞いに贈り物をする理由
夏の贈り物と言うとお中元ですが、このお中元、元々はお盆に帰郷の際にご先祖様にお供えする物として、特別なお供え物を送る習慣が元祖とされています。
現代で言うと、帰郷する際に住んでいる地域の名物をお土産品としてご先祖様に持って行ったのです。
それがいつしか「お世話になった人への夏の贈り物」と言う位置になり、現在もお中元の文化として残っているのです。
残暑お見舞いに贈り物をする習慣と言うのはそこから派生した新しい習慣になります。
残暑お見舞いの贈り物の期間はいつからいつまでか?
残暑見舞いのはがきには「立秋から8月末日まで」と言う決まりが有りますが、この残暑お見舞いの贈り物にはそのような決まりが有るのでしょうか?
残暑お見舞いの贈り物は、お中元→暑中見舞いと言う流れの延長線上に有るので、おおよそお盆過ぎから8月の末日までが残暑お見舞いの贈れる期間となっています。
実際にはケースバイケースで、配達で残暑見舞いを贈った場合に限り9月上旬でも許されているのですが、いずれにせよ8月末日までには届くのが理想なので、その時までには届くかてもとに有るようにしましょう。
残暑お見舞いに喜ばれるオススメの贈り物は何?
では、残暑お見舞いに贈り物をする際にはどんな物を贈れば良いのでしょうか?
直前に夏の一大贈り物イベントで有るお中元を経ているのでとても気になる所ですが、実際に残暑お見舞いをもらった人がもらった嬉しかった贈り物をトップ5まで並べるとこのようになります。
- カタログギフト
- 日持ちする洋菓子
- お酒類
- 商品券、ギフトカード
- ジュース、お茶等のソフトドリンク類
お中元の定番と被っている部分も多々有りますが、やはり「欲しいものが選べる」と言う点ではカタログギフトと商品券が鉄板のようなので、もし本気でお中元と残暑見舞いが被りたくない時はこれを選んでみると良いでしょう。
残暑お見舞いの贈り物の相場はいくらなの?
贈り物には相場と言うものもとても重要になりますが、残暑お見舞いで贈り物を贈る場合にはいくら位の物が良いのでしょうか?
実際に調べて見たデーターによりますと、贈る人が自身の社会的立場で考えているようで、大体このようになります。
- 上司や眼梅の立場の人に贈る場合→3,000円
- 部下や目下に贈る場合→5,000円
- 仕事関係者→3,000円
- 親戚→3,000円
平均価格は概ね3,000円ですが、部下や目下に対する残暑見舞いの場合だけ5,000円と高額になっている辺りは「上司の見栄?」と冗談で言いたくもなりますが、いずれにせよ全国の部下をお持ちの皆さん、お疲れ様です。
お中元の代わりに残暑お見舞いってダメ?
残暑見舞いの贈り物に関して1番聞きたいのは多分ここでしょうね。
はい、お中元を送り損ねた!!と言う場合でも残暑見舞いでその代わりにする事が出来ます。
なので、お中元忘れてた!と思ったら8月末日までに荷物を発送しましょう。
とにかく「残暑見舞い」と熨斗がついていれば相手に9月上旬までに届けば良いんです。落ち着いて、非礼を詫びるのは物が届いた後でも良いんです。
まとめ
残暑お見舞いの贈り物に関する事をまとめるとこのようになります。
- 残暑見舞いの贈り物はお中元の文化から派生した。
- 残暑見舞いの贈り物はお盆過ぎから8月の末日までに贈る。9月上旬に届けばセーフ。
- 残暑見舞いの贈り物は3,000円位が相場。
残暑見舞いの贈り物について紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
残暑見舞いの贈り物と言うのは新しい文化になりますが、心のこもった贈り物はいつでも嬉しいものなので、今年はぜひ皆さんやって見てください。
え?「お中元の出し忘れで利用されるのが大半だろ」?うーん、その現実は言わないお約束。