日本には昔から色々なお祭りがあり、その中でも特に華やかなお祭りの事を「日本三大祭り」と呼び、毎年多くの観光客が訪れますが、七夕祭りにも「日本三大七夕祭り」が有り、宮城県仙台市の「仙台七夕祭り」神奈川県平塚市の「湘南ひらつか七夕祭り」。

そして、愛知県にある一宮市の「一宮七夕祭り」か同じく愛知県の安城市で行われる「安城七夕祭り」が日本国内で有名な七夕祭りとなります。

仙台七夕まつりは江戸時代の初期に行われた七夕の風習にその起源を持ち、くす玉付きの吹き流しの発祥地としても知られています。

そこで、今回は日本の七夕飾りのパイオニア、仙台七夕まつりの飾り付けを、仙台七夕まつり協賛会の公開する飾り付けの制作動画とともにご紹介します。

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仙台七夕まつりの飾り付けとその意味

元々、七夕の時は笹の葉に願い事を書いた短冊を吊り下げていますが、仙台七夕まつりでもこの風習が反映されており、使用される7種類の七夕飾りには、それぞれに願いが込められています。

まず七夕飾りで最も有名なものである短冊は、勉学や書道の上達が込められており、昔はこれに和歌を書いていたそうです。

この最も簡単に出来る短冊の作り方は、仙台七夕まつり協議会の動画では鶴の項目に一緒に紹介されているのですが、短冊以外の作り方は全部個別に紹介されています。

では、次の項目から、仙台七夕まつり飾り付けの意味と作り方を紹介します。

紙衣(かみころも)

紙で作った着物でして、機織りを仕事にしている織姫にちなんで作られた、裁縫の上達の願いが込められた七夕飾りです。

裁縫の上達以外にも、病気や災害の厄除けとしての願いも込められており、笹の葉の1番上に吊るすものとされています。

いまでもこの習慣があるかどうかわかりませんが、昔は病気で入院した人が出ると、クラス全員で千羽鶴を作ってお見舞いの品にしたという習慣が有ったので、作れる人はすぐに作れる折り紙の1つです。

七夕の飾りにもなっているというのは少し意外かもしれませんが、七夕飾りにおいての鶴は、長寿を願って飾り付けらるものになります。

巾着

七夕飾りに使う巾着は、江戸時代の頃までの名残でして、当時は巾着を財布として使用していたので、お金を入れるものを七夕飾りに使う事で、商売繁盛と財産が増える願いとしたのです。

現在では、この巾着の代わりとして財布を飾る人もいるのですが、昔ながらの伝統を重んじる仙台では、今でも七夕飾りに巾着を使用します

投網

投網は、大漁祈願や豊作祈願の願いが込められている七夕飾りになります。

現在では、大漁祈願や豊作祈願以外にも、幸福祈願の願いも含まれており、多方面からの幸福が来るようにという願いが込められています。

くす玉付きの吹き流し

仙台発祥の七夕飾りであるくす玉付き吹き流しは、元々七夕飾りの1つであった吹き流しをさらに豪華にしたものになります。

元々、吹き流しは織姫の扱う織物を作るための意図をイメージして作られた七夕飾りで、昔は機織りが上達するようにと言う願いが込められていました。

現在では、くす玉付きになっていますが、今でも仕事で使用する技能の向上、芸ごとの技術向上が願いが込められています。

屑かご

七夕飾りを作り終わった後、物を粗末にしないようにとの願いを込め、出た紙くずなどを入れて七夕に飾ります。

紹介されている作り方の動画では、屑かごだけの作り方になりますが、屑かごを作ったら、最後に他の飾りで出た紙くずを入れて仕上げましょう。

まとめ

仙台の七夕祭りの飾りを、作り方の動画とともに紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

七夕の時期になると日本全国色々なところで七夕飾りが見れるようになりますが、もし自宅等で七夕飾りを作る機会があったら、今年はぜひ仙台の七夕飾りを作ってみてください。

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