お彼岸にはおはぎをお供えしますが、どうしておはぎをお仏壇にお供えするようになったのでしょうか?

ふと気になるこの疑問、かなり沢山の情報が有りますが大体まどろっこしくて読むのに時間がかかってしまいます。

そこで、今回はさっくりとお彼岸のお供え物におはぎが使用されるようになった理由について知りたいあなたのため、情報をまとめて紹介します。

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お彼岸のお供え物におはぎの理由

おはぎをお彼岸のお供え物とするようになったのは、江戸時代の初め頃と言われています。

今でこそ「砂糖は健康の敵」なんて言われていますが、江戸時代後半に九州や四国で砂糖の生産が始まるまで日本において砂糖は輸入でしか手に入れる事が出来ない、大変貴重で高価な調味料だったのです。

どの位貴重だったか?と言いますと、室町時代に起こったと言われる狂言の演目に、砂糖を手に入れた主人が使用人達に「この壺には毒が入っているから手にしてはいけない」と嘘を教えると言う「附子」と言う演目が有る位。

戦国時代でも、当時のポルトガル人から献上された金平糖を武将が食べまくっていたと言う記録が有りますが、こんな事が出来たのは一部のお金持ちだけで、一般庶民が甘いものを食べるなんて事はほとんど出来ませんでした。

そのため、ご先祖様にお供えするためにおはぎを作ると言うのは、今で言うと…そうですね、国産の1本2万円するような今日高級松茸をお供えするようなものだった訳で、一部のお金持ちにしか出来ない、超高級お供え物だったのです。

もっと言うと、小豆と言うのは元々「赤小豆」と言う漢方薬として中国から日本に伝わりまして、江戸時代の頃は今で言う健康食材でした。

これ以外にも、小豆の赤色に魔除けの効能があると信じられており、魔除けの意味も有る大変貴重なお供え物としておはぎは大変人気が有りました。

まあ、絶対お供え物名目で自分が食べたかったんだろう?と思いますが、とにもかくにもお彼岸におはぎをお供え物にする理由というのはこのようになります。

おはぎは何個お供えすればいいのか?

お彼岸の際にお仏壇にお供えするおはぎですが、一体いくつお供えしたらいいのでしょうか?

実は、このおはぎのお供え物と言うのは明確な数は決まっていませんが、大体お仏壇にあるお供え物用の食器である高月に乗る程度と言うのがルールとして有りますが、幾つお供えするか?と言うのはおはぎを自家製で作る家庭とスーパー等から買って来る家庭が有るので、その家その家で変わってきます。

ただ、1つだけ両方とも共通して言えるのは、お供え用の高月1つあたり大体2〜3個程度になります。

左右を同じ数にする必要が有るので、実際には4〜6個程度のおはぎが必要になりますが、おはぎ4〜6個と言うと大体1パックに相当するので、無理がない数だと言う事がお分かり頂けると思います。

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おはぎはいつまでお供えしておけばいいのか?

これも、初めてお彼岸を迎える方にはちょっと困った問題になりますね。

お仏壇にお供えするお供え物は、基本30分位すれば下げて人間が食べて良いと言う決まりになっていますので、お彼岸にお供えするおはぎも同じように扱います。

そして、おはぎをお供えする期間もお彼岸中で有ればいつでも良く、1日だけお供えすると言うのでも大丈夫です。

もちろん、お彼岸時期の間は毎日おはぎをお供えしていても良いのですが、ご先祖様へのお供え物は新鮮な物をお供えすると言う決まりになっているので、お盆時期の間毎日おはぎをお供えしたい人は毎日新しいおはぎを用意しましょう。

まとめ

お彼岸におはぎをお供えする理由についてまとめるとこのようになります。

  1. お彼岸におはぎをお供えするのは、砂糖が貴重品だった頃の名残
  2. お彼岸におはぎをお供えするのは魔除けの意味も有る。
  3. お彼岸にお供えするおはぎは4〜6個で良い。

お彼岸におはぎをお供えする理由について紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

ちなみに、おはぎは粒あんを使用した物を特にこう言うのですが、つぶあんもこし餡も買う事が出来る現在では秋のお彼岸の時に売られる物を「おはぎ」春のお彼岸の頃に売られるのを「ぼたもち」と言って区別するようです。

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