恵方巻きの本場、大阪に見る恵方巻きの本当の正しい食べ方!
恵方巻き本場食べ方

我々が思っている恵方巻きと言うのは、豪華な具材が入った、サラダ巻き並みに太い太巻きが丸々1本どーんと入った物なのですが、恵方巻きの本場とされている大阪では、食べ方も具材も違うようです。

今回は、本場で有る大阪の恵方巻きの呼び方や具材と合わせ、食べるルールについてご紹介をします。

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恵方巻き 本場大阪の呼び方

節分の時期に売られるあの一本丸々1人前として販売しているあの太巻きの事を、恵方巻きと言う商品名をつけて一番最初に販売をしたのはセブンイレブンですが、本場である大阪では、そもそも名前からして違います。

大阪では関東で恵方巻きと呼んでいるあの太巻きの事を「丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」と呼んでおり、特に発祥地とされる此花区では、「巻き寿司の丸かぶり」と呼んでいます。

具材も、高野豆腐、かんぴょう、シイタケが基本で、それ以外に卵焼きや漬けもの等、各寿司屋や家庭で色々アレンジが有るようです。

特に、高野豆腐は「厄を払う」と言う意味のお供え物的役割が有ります。

大阪の一部地域では、あまり豪華にすると神様が願い事を叶えてくれなくなる。と言う理由から、あえて質素な具材で太巻きを作る所が有り、そう言う地域では、恵方巻きの具材は漬物だけ。なんて事になっているそうです。

恵方巻き 本場大阪の食べ方

食べ方のルールも違い、関東では願い事を考えながらその年の恵方に向かって丸々1本を黙々と食べる。と言うやり方をしていますが、本場ではもっと簡単です。

  • 太巻きは1人1本。サラダ巻き並みに太くはない。
  • 具材は七福神にちなみ7種類。
  • 恵方を向いて食べる。
  • 願い事を考えながら、黙って食べる。願い事を他言してはならない。
  • 願い事を考えるのが終わったら、儀式終了。後は好きに食べる。

願い事が終われば儀式終了なので、関東のように丸々一本を食べる必要は有りません。

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恵方巻きにしょう油を付けて良いの?

この件に関して関西では儀式をしている最中にしょう油を付けては駄目。と言う事になっています。

なので、儀式が始まる前に少しつけて食べます。

或いは、儀式が終わったらしょう油を付けて食べて良いルールなので、儀式が終わった後にしょう油を付けて食べます。

恵方巻きは切って良いの?

「福を巻き込む」「縁を切らない」と言う意味が有る縁起物で有る為、恵方巻きはいつも切らない状態のが一本丸々で販売されています。

そして、それを丸かじりする訳ですから、一本丸々を食べる訳なのですが、実は、先のしょう油と同じで、儀式が終われば後は切って食べても良いのです。

これなら、小さい子でもお母さんの取り分けで恵方巻きを食べる事が出来ますし、飲み込む力が弱くなってしまった方でも安心ですね。

飲み物は飲んで良いの?

最初にも書きましたが、願い事をお願いする儀式さえ終われば、後は自由に食べて良いのが本場大阪の流儀です。

なので、もちろん儀式が終わった後は、恵方巻きを飲み物を飲みながら食べても良いのです。

まとめ

本場大阪の恵方巻きの食べ方をまとめると、このようになります。

  • 恵方巻きは願い事が終われば丸々1本食べなくていい。
  • 黙って食べるのは、最初の1口か2口だけ。
  • 恵方巻きは、儀式が終われば後は好きに食べて良い。
  • しょう油OK 切り分けOK 飲み物OK

いかがだったでしょうか?

私も小学生の子供と恵方巻きを去年やりましたが、あまり大きいサイズの物を選ばなかったので、結構楽に食べていたと思います。

しかし、販売されている恵方巻きと言うのは、時々サラダ巻き並みに太いのが、一本丸々入ってるのがあります。

具材も豪華ですし、うっかりしたら願い事を考えている内に具を落としそうです。

でも、本場である大阪のやり方なら、誰でも気楽に恵方巻きの儀式をする事が出来そうですね。

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