これがビジネスにおけるお歳暮のお礼状のマナーですが、親戚から来たお歳暮の場合はどうしたらいいのでしょうか?
今回は、この親戚からお歳暮が届いた時、電話でお礼を言う方法を知りたいあなたのため、親戚に対するお歳暮のお礼の仕方と、もし正直言ってもらって嬉しくなかった時のために覚えておくと便利な方法を盛り合わせて紹介します。
親族にお歳暮のお礼を電話でする時の方法
親族にお歳暮のお礼を電話でする時の方法ですが、相手がどんな人であろうと、最低限お歳暮を贈ってくれたお礼は言いましょう。
近況を伝えたい相手ならそのままこちらの近況などを話せば良いのですが、忙しい場合も想定されるので、必ず長く話しでも大丈夫かどうか?と言うのを聞いてから話をするようにしましょう。
相手が忙しい場合、用件だけを伝えて早々に電話を切るのがマナーですが、相手が相槌しかしてこない。と言う場合も忙しい最中である事が想定されるので、こちらの要件であるお歳暮のお礼だけを言って早々に切った方が良いでしょう。
お礼状はどうするのか?
ビジネスのマナーでは、電話でお歳暮のお礼を伝えたら数日後に正式なお礼状を送るのがマナーですが、親戚の場合はこれを「他人行儀だ」と言って嫌がる場合があるので、後日お礼状を送る予定である場合は必ずお礼状を送っても良いかどうか?と言う事を聞いてからにしましょう。
この時、大体の人、特に年配者は「お礼状はいらない」と言う事を言いますが、これを間に受けてはなりません。
実は、年配者の間には「とりあえず遠慮をしておいて、相手がそれでもとすすめてきたらもらう」と言う交流方法が存在していますので、これを知らないでいると「礼儀がなっていない!」と後々でネチネチ言われる事になりかねません。
なので、お礼状の送る事を1度断られたら、もう1度「いや、お礼状送らないのは悪いから送るよ」と言います。
こうすると、本気でお礼状のいらない場合は先ほどよりも強く拒否し、社交儀礼だった場合はすんなりとお礼状を送る事を承諾します。
もちろん、お礼状を送る場合は、数日後ちゃんとお礼状を送りましょう。
ところで、親戚から届くお歳暮もそうですが、贈り物と言うのは「正直もらっても嬉しくないものだった」と言う場合が想定されますよね。
この場合、どうしたら良いのでしょうか?
次の項目で、たっぷりと紹介させていただきます。
もしもらって嬉しくないお歳暮だった時の場合はどうする?
実際にもらってうれしかったのならその気持ちをちゃんと言えば良いのですが、正直もらっても嬉しくなかった場合はどうしたら良いのでしょうか?
この時、相手にはっきりと「もらっても嬉しくなかった」と言ってしまうと後々面倒になるので、とりあえずお歳暮を選んで贈ってくれた気持ちに感謝するという意味で、「もらってうれしかったよ」と言う事だけは言っておきましょう。
食料品などで味の感想が必要だった場合は、正直美味しくなかったとしても「好きな人は好きかもしれないね」と言う言葉を使うと、察しがいい人は遠慮がちに美味しくなかったと言う事を言っている。と言う事を察しますが、相手を怒らせて後々面倒な事になる。と言う事だけはありません。
ただ、ここで絶対言わなければらならないのが、贈り物の中に自分、または家族がアレルギーを持っているものが含まれていたから受け取れなかった。と言う場合です。
私自身食品アレルギーの子供がいた都合上でこの件に関しては何度もやりましたが、大体の人は正直に言えば今後気をつけてくれるため、本当に正直に言って大丈夫です。
まとめ
親戚からのお歳暮のお礼を電話で言う方法をまとめるとこのようになります。
- 相手がどんな人であろうと、最低限お歳暮を送ってくれたお礼は言う。
- お礼状は送っても良いかどうか聞いてから送る。
- 正直もらって嬉しくなくても気持ちだけは受け取る。でもアレルギー該当物質だった場合はは正直に言って良し。
親戚からのお歳暮のお礼を電話で言う方法を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
親戚からのお歳暮と言うのは人によっては面倒だな。と感じる時もありますが、しっかり気持ちは受け取りましょう。