温泉上級者は「温泉浴衣を着るタイミングは自由」とよく言いますが、自由だからこそ困る訳で、どのタイミングでこの温泉浴衣を利用したら良いのか分からず困ってしまう人が沢山います。
そこで、今回は温泉浴衣をどのタイミングで着たら良いのか分からないあなたのために、温泉浴衣を着るタイミングについて紹介します。
この記事の目次
旅館で温泉浴衣に着替えるタイミングその1
温泉浴衣に着替えるタイミングその1は、到着早々になります。
この到着早々温泉浴衣に着替える事が出来るのは、温泉地に有る旅館やホテルで有る事が多いのですが、事前に予約の際に温泉浴衣でどこまで行って良いか?と言うのを聞いて置き、外歩きでも温泉浴衣で行っても良い。と言う回答だったら正々堂々やってしまいましょう。
旅館で温泉浴衣に着替えるタイミングその2
温泉浴衣に着替えるタイミングその2は、夕食の後になります。
この件に関しては私も何故だ?思うのですが、同じ地域でも宿泊施設によっては温泉浴衣で食事処に行くのを禁止にしている場合が有ります。
例えば、宴会場で食事を取る団体客は温泉浴衣で食事を取っても良いのに、食事処になる個人客はダメとか、バーは良いのに食事処はダメとか。
しかし、一見すると不規則に見えるこのNGポイントも、総合的に見て行くと「食事処に行く時」と言うのがNGになっている事が最多なので、いつのタイミングで温泉浴衣に着替えたら良いのかどうか分からない時は、とりあえず夕食の後温泉浴衣に着替えるようにしましょう。
旅館で温泉浴衣に着替えるタイミングその3
温泉浴衣に着替えるタイミングその3は入浴の後になります。
浴衣と言うのは今でこそ夏のお祭り等できちんと着こなされていますが、元々は多機能に使えるくつろぎ着でして、今で言えばスエットの様な位置に有りました。
特に温泉浴衣の場合はその伝統を今に受け継ぐ物でして、現代で言うと館内着に相当します。
館内着なのですから入浴の後に着替えとして着るのは十分OKな事で、実際に温泉浴衣に着替える人もこの入浴後と言うパターンが1番多く有ります。
そして、温泉浴衣は寝巻としても使用する事が出来るので、そのまま寝てしまっても大丈夫です。
旅館で温泉浴衣に着替えるタイミングその4
これはちょっと特殊事例になるのですが、社員旅行等やパックツアー等で、団体行動を取る場合は宴会に行く前に温泉浴衣に着替えると言うパターンが有ります。
特に、創業年数が長い会社だったり、ちょっと体育会系気質か?と言うような会社だった場合、社員旅行の宴会場で温泉浴衣に着替えていないとそれを非難されていやな思いをする事になるので、処世術の一つとして覚えて置きましょう。
ただ、パックツアーの場合は宴会までの空いた時間を温泉に入って過ごす。と言うパターンが多いので、必ずしも温泉浴衣に着替えて行く必要は有りません。
もう使わない温泉浴衣はどこに置いておくのか?
翌日もう使わない温泉浴衣はもし専用の箱が有ればそこに入れて置きましょう。
特に指定されていない場合は、簡単に畳んで部屋部屋の隅に置いて置くとルームメイキングのスタッフさんの負担が減りますので、スマートなお客様だと思われます。
ちなみに、この時濡れたタオル等はタオル掛けや洗面所に置いておき、間違っても畳の上に置かないようにしましょう。
温泉浴衣を着ない。と言う選択も有り。
温泉浴衣を絶対着る人や、荷物を減らすために温泉浴衣を使用する人から見ると意外!と思われるでしょうが、温泉旅館を使用する人には温泉浴衣を使用しない人というのも実在します。
理由は、普段着慣れない服を着るのが嫌を筆頭に色々有りますが、あくまで温泉浴衣を着るかどうか?と言うのは個人の趣味の範囲なので、この件に関して非難をすると喧嘩に発展し、色々と見苦しい状態になってしまいます。
一緒に行った相手が仮に温泉浴衣を着ない主張の人だったとしても、受け入れてあげた方が大人の対応が出来る人と思われるので、特に非難をしない事をおすすめします。
まとめ
温泉浴衣を着るタイミングに関してまとめると、このようになります。
- 温泉浴衣を着るタイミングは、宿泊施設によって極まり、4種類有る。
- 浴衣は着ない浴衣は部屋の隅にまとめて置くと良い。
温泉浴衣を着るタイミングついて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
たかが温泉浴衣なのに、なんでこんなに着るタイミングが有るんだろう?と書いている自分でも思いますが、皆さんの生活がよりよくなる目安になれば幸いです。