節分の豆まき効果をさらに高める正しい豆まきの方法【家庭編】
豆まき方法

節分の時期が近づいて来ましたね。

恵方巻きの登場以来、節分の過ごし方も多様化していますが、昔から豆まきは絶えていません。

神社やお寺で盛大にやるのが有名ですが、本来節分の豆まきと言うのは家庭でもやれる儀式なのです。

そこで、今回はこの厄除け儀式としての効果を上げる豆まきのやり方のご紹介と共に、節分の事についておさらいをしましょう。

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豆まきをする時間帯は?

厄を追い払う中国の追儺(ついな)儀式が変化して、現在の節分の豆まきになったと言うのが節分の始まりとされていますが、この追儺の儀式そのものにこの時間にする。と言う指定はなかったので、実は節分の豆まきに決まった時間と言うのは有りません。

事実、お寺や公共施設では昼間に豆まきしますしね。

しかし、鬼と言うのは深夜に徘徊すると言う伝説が有るので、実は節分の豆まきは深夜に行うのが理想です。

しかし、深夜に起きているのが難しい。露骨にご近所迷惑になりそうだから嫌。と言う場合も多いようで、実際には夕食後や、宵の口と呼ばれる日が暮れてすぐの時間にやる家庭が圧倒的のようです。

厄祓い効果と福呼び効果をさらに上げる豆まきの方法

豆まきと言うと、「鬼は外!福は内!」と言いながら豆を家の外と内に投げるのが正しいやり方と思っている人がいるかもしれませんが、実はちゃんとしたしきたりが有ります。

一般に広まる過程ですごーく簡潔になってしまうのは儀式の宿命とも言える所ですが、厄除けの儀式なのですから節分の豆まきにもきちんとしたしきたりは有ります。

そこで、今年はそのしきたりを守り、さらに厄除けと福を呼ぶ効果を上げる、現代版豆まきのやり方をやってみましょう。

まず、使う豆は大豆。もちろん袋から出した状態です。

衛生上の理由から落花生を使用したり、袋に小分けした大豆を使用すると言う方法も有りますが、それはイベントでやる時用のやり方です。

もったいない。と感じるかもしれませんが、今回は正しいやり方である事が重要なので、使い捨てと考えましょう。

節分の時に売られている大豆と言うのは、煎り豆である事が多いので、改めて自分で煎る必要は有りませんが、厄除け効果を高めたいと言う場合は、軽く煎ってから使うと良いでしょう。

もし用意出来れば、この煎った豆をマスに入れて神棚に一晩置いてから豆まきをすると良いのですが、無理なら白い紙に煎り豆を置き、塩と共に腰より高い位置にお供えしておくと、厄祓いの豆としての効果を持ちます。

豆を蒔く役の人は、一家の主人、年男、年女、厄年の人です。

基本は一家の主人なのですが、年男と年女は、その年の干支に生まれたので縁起が良いだけでなく、厄を払う力も有ると言われているからです。

そして、厄年の人は自分自身の厄を払う為に節分の豆まきをします。

しかし、ただ豆を蒔いてはいけません。

鬼も福も見えない存在ですが、人間がイメージする事で有るとする事が出来るので、実際にイメージしながら豆まきをすると、厄除けと福呼びの効果を高める事が出来ます。

まず、家にいる鬼を追い払う必要があるので、家の玄関や窓を全部開け、「鬼は外!」と言いながら豆を外に向かって投げます。

この時、家の中にいる悪い物が、豆を投げられて逃げて行く姿を想像しましょう。

そして、豆をまいたら、即窓や玄関を閉めます。

そして、「福は内」と言いながら家の中に豆を蒔くのですが、この時、煎り大豆の中から福の神が出て来る所とか、自分が幸せになっているのを想像しながらまくと、福を呼ぶおまじないになります。

それこそ、具体的に鬼を想像していても良いですし、福の神は恵比寿様とかを想像しても良し。

「ネタかよ!!」と思うかもしれませんが、元々節分の豆まきと言うのは厄除けの儀式ですから、やり方としては有りですよ。

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節分の由来とは?

色々な所で節分の由来に関しては紹介されていますが、ここで、改めて節分の由来に関しておさらいをしましょう。

節分とは、「季節を分ける」と書きますが、本来は季節の変わり目の事であり、立春、立夏、立秋、立冬の事を差していました。

そして、海外でも何かのお祭りが有るとその前日にお祝いをする習慣が有りますが、昔は日本でも節分の前日にお祝いをしていました。

しかし、次第に春の訪れを祝い、もっとも大事にされた立春の前日だけが節分として残り、後は忘れられてしまいました。

そして、現在にいたっているのです。

豆まきの由来は?

この節分の豆まきにも、きちんと由来が有ります。

節分の豆まきは、中国の習慣が伝わった物とされています。

元々、豆は「魔滅」と同じ音のため、厄祓い効果と無病息災を祈る意味が有ります。

そして、昔京都の鞍馬n鬼が出た時、毘沙門天のお告げにより大豆を鬼の目に投げつけた所、鬼を退治出来たと言う伝説が有り、それが現在の節分の豆まきとして残っていると言われています。

まとめ

節分の豆まきに関する事をまとめると、このようになります。

  • 豆まきをやるのは深夜が理想。でも大体皆夕食後にやっている。
  • 豆まきに使う豆は煎り大豆限定。
  • 鬼が逃げたり、福が来たりするのを想像しながらやる。

いかがだったでしょうか?

節分の記事と言うと、あまりにも同じような物ばかりなので、今回は私が実際にやっている豆まきのやり方をご紹介させて頂きましたが、具体的に想像すれば想像したなりに効果を発揮するので、想像力豊かな人が向くやり方では有ります。

効能に関してですが、正直これで宝くじに当たったとかは有りません。

しかし、我が家は確実に平和で特に大きなトラブルも無いので、効果は有ると思います。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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