潮干狩り場と言うと、値段の差は地域ごとに有りますが、それなりに料金を支払ってやるものと言うイメージが有りませんか?
しかし、日本というのは意外と広く、その考えを覆す、無料の潮干狩り場と言うのが有ります。
もちろん、無料ですから天然の資源に依存しているので、必ずしも取れると言う訳では有りませんし、持ち込むことが出来る道具にも制限が有ります。
しかし、それはあくまで来年もちゃんと潮干狩りが出来るようにするための工夫ですので、根こそぎとって行かず、きちんとルールを守って利用しましょう。
では、関東の無料で利用出来る潮干狩り場をご紹介します。
海の公園/神奈川県
アサリ、カガミ貝、シオフキ貝の取れる潮干狩り場で、海水浴場も併設されています。
潮干狩りのルールは幅15cmを超える器具の持ち込み禁止、2cm以下の稚貝の持ち帰り禁止です。
毎年3月から9月上旬の間で解放をしており、元々海水浴場という事も有ってか、無料でトイレと休憩所を利用する事が出来、温水シャワー付きの更衣室を1回200円で利用する事が出来ます。
これ以外にも、有料のコインロッカーが有り、1回200円から使用する事が出来ます。
行き方は、電車の場合だと横浜シーサイドライン海の公園柴口駅か、八景島駅・海の公園南口駅を降りてすぐになります。
車の場合だと、首都高幸浦出入り口から2.5kmになり、1688台が止められる駐車場が1時間310円で利用出来ます。
詳しい事は、海の公園 横浜緑の協会ホームページまで→ http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/clamming.php
問合せ先は、海の公園 横浜緑の協会まで→ 045-701-3450
日川浜海岸/茨城県
日川浜海水浴場としても有名な茨城県の潮干狩り場になります。
潮干狩り以外にも、海水浴、釣り、サーフィンで1年中海のレジャーを楽しむ事が出来、毎年7月にはビーチバレーの大会もあります。
近くには神栖市営のオートキャンプ場である日川浜オートキャンプ場も有るので、夏の海レジャーを満喫する事が出来ます。
自然発生のハマグリを取る事が出来ますが、あくまで自然発生のものなので必ずしも取れるとは保証されていません。
潮干狩りのルールは、3cm以下の稚貝の持ち帰り禁止、幅20cm以上の道具の使用禁止になります。
潮干狩りは通年楽しむ事が出来ますが、潮引きが昼頃になる春先に楽しむ人が沢山います。
行き方は、電車だとJR鹿島神宮駅から関東鉄道バス波崎行きで40分の所にある柳川高校を下車、徒歩10分の所に有ります。
車の場合だと、東関東道潮来ICから国道124号線経由、19kmになります。
駐車場は、無料で利用出来る所が600台完備されています。
詳細は神栖市のホームページまで→ http://www.city.kamisu.ibaraki.jp/6685.html
お問い合わせは神栖市商工観光課まで→ 0299-90-1217
千葉ポートタウン/千葉県
ホンビノス貝とアサリが取れる潮干狩り場でして、自然発生した貝だけが有るためゴールデンウィークの前に行くととても良く取れます。
海浜公園にある潮干狩り場なので、トイレは完備されており、水道もあるためとった会を持ち帰る前に洗うのも簡単に出来ます。
管理事務所内には更衣室とシャワーも有りなんと有料でバーベキューをする事も出来ます。
駐車場は無料で利用出来まして、250台まで利用出来ます。
第1駐車場と第2駐車場が有るのですが、潮干狩りに利用するのなら第2駐車場が便利です。
ただし、駐車場は9時から21時までしか空いていませんので注意しましょう。
利用のルールは公園側は特に明記していませんが、千葉県海面漁業調整規則に2.7cm以下のアサリの稚貝の捕獲禁止と書いて有りますので、これが事実上のルールとなっています。
行き方は、電車だとJR京葉線か千葉都市モノレール「千葉みなと駅」下車、徒歩10分になります。
バスでは、JR総武線の千葉駅から西口乗り場に行き、「千葉みなとループバス」タワーコースで「千葉ポートタワー」行きに乗り、終点まで行きます。
車の場合は、下記のようになります。
- 東京方面から→東関東自動車道「湾岸習志野」ICから約20分
- 成田方面から→京葉道路「松ヶ丘」ICから約15分
- 東金方面から→東金道路「千葉東」ICから約15分
詳しい事は、千葉ポートパークのホームページまで→ http://chiba-portpark.com/category/bbq-info
お問い合わせは、千葉ポートパーク管理事務所→ 043-247-6049
まとめ
関東で無料で利用出来る潮干狩り場をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
無料で利用出来る所は、有料と違って自然発生した貝だけになりますので、行ったからと言って採れるのが保証されるわけでは有りません。
そして、天然資源保全のために閉鎖になる時も有りますので、無料の潮干狩り場に行く時は、必ず事前に今年もやっているかどうか確認をしてからいきましょう。