子どもでも、とっても簡単にできる手作り正月飾りの作り方を2つご紹介します!
1つは熊手飾り、もう1つは干支飾りです。
毎年この2つを作って写真に収めたので、成長も見られ親としてはとても楽しい行事の1つになりました。
正月飾りは、その意味も教えてあげながら作りましたよ。1人1個作りたいところですが、家族みんなで1個作れば十分です。
毎年願い事を込めながら作るので、毎回違う作品ができ大切な思い出にもなりました。
作るたびに意味を聞かれていた気がしますが・・・。小学校に入るころにはちゃんと覚えていましたよ。
日本の伝統ってこうやって受け継がれていくのかもしれませんね。是非、お子さんと一緒に手作り工作してみてくださいね。
この記事の目次
子どもたちが楽しく貼るだけ!簡単手作り正月の熊手飾り
私の子どもたちが好きな手作りの正月飾りは熊手です。福をかき込んでくれるという熊手を、うちわで作ります。
本物の熊手では大きすぎるし、子どもでは飾り付けがしにくいですよね。サイズもコンパクトで、飾りも貼りやすいうちわを使って、熊手飾りを作ればとても簡単ですよ。
うちわで作る正月熊手飾りの作り方
- うちわに白い紙を貼ります。
- 白い紙にうちわの3分の2の大きさの、だるまの顔の絵を貼り付けます。(少し立体的にしたいので、軽く丸めたティッシュを入れながら、輪郭裏側に1周のりをつけて貼ります。)
- だるまの周りに飾り付けをしたら完成!
飾り付けのポイント
折り紙で正月らしいもの作って、うちわいっぱいにたくさん貼り付けていきます。
折り紙で折った鶴、鯛(魚)などはグル―ガンで貼ると取れにくくなります。(グルーガンはこんなやつ!(参考:楽天) 100均にも売ってます)
また、折り紙を切っただけの小判や、笹の葉を少し重ねて飾るととても豪華になっていい感じになります。
小枝を金色のペンで塗り、乾かしたものもお正月らしくなって良かったです。
うちわから少しはみ出しているくらいのほうが熊手らしさが出ますよ。赤、金、緑の色を意識して使うといいでしょう。
正月熊手飾りを飾る場所は?
飾るのは福を呼び込む玄関です。
受験生がいる場合は受験校の方角に向けて飾ると合格祈願にもなります!
長男が高校受験の時に、小学生の三男が作ってくれた正月の熊手飾りを受験校に向けて飾りましたよ。
この年は、合格祈願に行った時のお守りも貼り付けました。
そのおかげか無事、合格しました!長男にも応援する気持ちが伝わり、勉強もラストスパートで頑張れていたようです。
工作で学ぶ!子どもの手作り正月干支飾り
正月干支飾りは、白い紙コップと折り紙と段ボールだけで、子どもでもできるとっても簡単な工作です。
手作り正月干支飾りの作り方
- 折り紙を細長く切って、紙コップを上下分ける境界線のように真ん中に貼ります。飲み口を下にして上が顔、下が体です。
- 上の部分にマジックで犬など干支の顔を書いてあげます。下の体の部分は特に何もしなくて大丈夫。
- 折り紙で切った耳を横につけてあげれば手作り正月干支飾りの出来上がり!
でもこのままでは、正月飾りっぽくないですよね。
なので、黒い折り紙を段ボールに貼り台を作ります。上に紙コップで作った干支飾りを乗せ飾ります。
そして後ろに金の折り紙を大きめのジャバラ織にした金の屏風や、「犬」など干支の名前を書いた小さなカードを立てておくとお正月感も出ます。
毎年干支を書くことで、子どもが今年の干支を覚えることができます!三男は3歳の時にこれを作り、犬という漢字を覚えましたよ!
手作り正月飾り 子どもと楽しく材料集め!
ここからは、子どもたちと工作を楽しむコツを少しご紹介します。
お正月に限らず、我が家では工作用の材料箱がありました。その中にはいつでも工作に使えそうなものを入れてあります。
特に折り紙は、鶴、魚、蝶々、風車、手裏剣、花、星、紙風船、兜、鯉のぼり、ひな人形など、季節で使えそうなものも折ためておきました。
材料の作り置きは、手作り工作の時に本当に役立ちます。
そして手作り正月飾りで欠かせないのは、金色の折り紙です。金や銀のみの折り紙も売っているので、購入しておくといいでしょう。
工作に自然のものも取り入れる
自然の物も工作によく使いました。
小枝や松ぼっくり、ドングリ、松の葉を拾いに行く日もあります。散歩のついでに拾うので、子どもたちも喜んで散歩に行ってくれます。
正月飾りの材料は、日々の中で集める事ができるので、安く作ることができますよ。
まとめ
手作りの正月飾りは、材料を集めるところから処分するところまで、子どもと一緒にやってあげると、意味も理解してくれます。
作った物は、正月飾りのしめ縄や、お守りと一緒に1月15日前後に神社やお寺に奉納に行きます。
手作りでお守りなどを貼り付けた熊手飾りも、納得して処分することができるので、安心です。
正月飾りの良さは、日本の伝統の物を作ったという意識になることです。我が家でも楽しみな行事の1つでした。
手作り工作は一緒にやってくれるのは小学校ぐらいまでですが、子供たちの「家族行事に参加している!」という気持ちが、家族の絆も深めてくれますよ。