おせち料理は、日本の代表的な伝統料理です。一時期は面倒くさがられてしまい、食べない家庭も多かったのですが、最近では、コンビニやスーパーでも気軽に注文できることもあり、お正月らしさを感じるために、食べる家庭が増えてきています。
我が家でもおせち料理の良さを見直したくて、三段のお重箱にきちんと入れてお正月を過ごすようにしています。と言っても、ほとんどが購入したもので、1部しか作っていません。
子どもが小さい時は、食べないものもあったので、中身の種類は我が家好みのメニューになっています。
お正月らしさを重視した、我が家のおせち料理をご紹介しますね。
この記事の目次
おせち料理の種類中身は何を入れていますか?
私の実家では、おせち料理を食べる習慣がなかったので、教えてもらうことができませんでしたが、親になった今では、毎年必ず食べる習慣をつけています。
我が家のおせち料理の中身の種類は、伊達巻、紅白蒲鉾 、数の子、タコの柔らか煮、たたきごぼう、黒豆 栗きんとん、昆布巻き、なます、蟹カマ、野菜の煮物、豚の角煮です。
みなさんのお家と比べてみてどうですか?子どもが小さい頃から、いろいろな種類を入れてみましたが、毎年食べ残ってしまうものもありました。
今では、家族がよく食べるものばかりです。この中で、私が作るものは、タコの柔らか煮、野菜の煮物、豚の角煮の煮物類だけです。
もちろん、中身の意味も理解しながら食べています。おせち料理は、いろいろな種類が楽しめるのもいいところですよね。
我が家のおせち料理の意味!中身はコレに決まりです
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伊達巻
伊達者(おしゃれな人)が身に着けていたものに似ていることから、伊達巻は華やかさを意味するようになりました。
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紅白蒲鉾
お祝い事でよくつかわれる紅白色をイメージし入れられているのが紅白蒲鉾です。半円状になっている蒲鉾は、日の出を表していると言われています。
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数の子
数の子はニシンの魚卵です。子孫繁栄を意味しています。
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タコの柔らか煮
タコは「多幸」という当て字から、たくさんの幸せが訪れるようにという願いを込めて食べられています。
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たたきごぼう
ごぼうは、まっすぐ地中で伸び、しっかり根を張ることから、家庭の地固めとして縁起の良いものだとされています。健康食材としてもおせち料理によくつかわれています。
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黒豆
まめに働き、まめに生きると意味がこめられています。
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栗きんとん
風水では黄金色とされている栗きんとんは、金運の食べ物されています。
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昆布巻き
昆布料理は、「よろこぶ」という縁起の良い意味を持ち、お祝い事でよくつかわれる食材です。
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なます
大根と人参のなますは紅白なますとされていて、縁起の良い色どりの精進料理として食べられています。
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蟹
蟹ははさみを振り上げる姿が、幸福を招いているとされています。おせち料理ではありませんでしたが、お正月によく食べられている。季節の食材です。
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野菜の煮物
野菜を取ることで健康維持できるようにという長寿祈願です。
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豚の角煮
豚は、金運、子孫繁栄と開運力があるとされ、世界でも縁起の良い動物です。
三段のお重箱!おせち料理の中身を重箱に詰める理由
立派なものではありませんが、我が家にも三段のお重箱があります。
おせち料理の始まりは、神様に感謝し、季節のお供え物を料理し、1年の豊作・大漁を祈願して食べられた節供料理だと言われています。
縁起の良いものと結びつけ、おせち料理が幸福を呼ぶ食べ物になっています。お重箱に詰めるも意味があります。
重箱は重ねることのできる容器です。幸せを重ねていくという意味を持つもので、お正月にはぴったりですよね。
まとめ
今でも受け継いだおせち料理を、一から作っている家庭もありますね。お母さんから娘へと受け継いでいくときに、一緒に作ったりするのも家族おせち料理の良さです。
毎年、「これは、こんな意味だよ」と言いながら食べますが、みんな覚えていないですね。
子どもたちもだんだん大きくなってきて、それぞれの生活になると寂しくなりますが、お正月におせち料理を食べる習慣があると、実家に集まってみんなで食べることもできます。
好きなものを詰めて、いつもおせち料理が食べ飽きないように作ります。お正月ならではのおせち料理の醍醐味は、みんなの笑顔が見れるところですね。