毎年行われる酉の市。新宿で酉の市に行ってみたいといった方は花園神社に出かけましょう。関東三大酉の市の一つと言われています。
今回は、花園神社の酉の市の楽しみ方についてたっぷりと紹介します。
ここにしかない見世物小屋や熊手購入の際の手順についても紹介していきます。日中であれば、小さなお子様もつれてお祭り気分を楽しむといったこともできそうですね。
人それぞれの楽しみ方ができるのも酉の市の魅力の一つです。ぜひ参加してみませんか。
この記事の目次
新宿で酉の市に行きたい方は花園神社へ!日程や場所は?
花園神社で行われる酉の市は明治時代より行われ、古事記や日本書紀で知られる日本武尊の命日である11月の酉の日に行われたのが始まりです。
例年60万人と多くの人が訪れ、開運福招や商売繁盛の願いを込め行われます。花園神社の酉の市は、関東三大酉の市の一つでもあり盛大な規模で行われます。
2017年の日程は次の通りです。
「一の酉」
前夜祭が11月5日(日)、本祭が11月6日(月)
「二の酉」
前夜祭が11月17日(金)、本祭が11月18日(土)
「三の酉」
前夜祭が11月29日(水)、本祭が11月30日(木)
花園神社の場所とアクセスは次の通り。
住所:東京都新宿区新宿5-17-3
アクセス:JR線新宿駅東口より徒歩7分
屋台が出る時間帯は?
新宿の酉の市の屋台は靖国通りの歩道付近に約300店舗ほど出ます。参道の両側にずらりと並ぶので見た周るだけでも楽しめますよ。
熊手はもちろんのこと、チョコバナナや焼きそばなどといった縁日などで見かけるの屋台も数多く営業しています。ご家族で出かけられても楽しめます。
時間帯は前夜祭は夕方5時頃より、本祭りは正午頃よりと酉の市に合わせて、屋台も始まるといった感じです。
見世物小屋が出る時間帯は?
日本に現存する最後の「見世物小屋」と言われています。
そもそも、見世物小屋って何だろうと思われる方も多いと思われます。
見世物小屋とは、芸や品などといったものを見せるための小屋で、昭和30年頃までは縁日などでも見かけられました。場所の確保や時代の流れもあり、現在では見かけられなくなりました。
花園神社の酉の市に行われる「見世物小屋」は、夕方5時頃より深夜2時頃にかけて行われます。
怪力女や河童女のショーなどといった一風変わった感じのショーが鑑賞できます。怖いもの見たさがあるといった方はいかがでしょうか。入場料は800円ほどです。
熊手の粋な買い方を紹介
熊手は、開運福招や商売繁盛の願いを込め、富や福を招きいれてくれる縁起ものです。そんな、熊手の買い方を紹介します。
熊手ってどれぐらいするのだろうと思われる方も多いと思われますが、小さなものから大きなものまであり、小さなものでは数千円程度、大きなものでは数十万円するものもあります。売れ筋は、1万円から5万円くらいの熊手です。
多くの露店が並ぶので、種類も豊富でシンプルなものから派手なものまで様々です。商売繁盛にちなんで熊手選びは年々大きなサイズにしていくようにしましょう。
気に入ったものが見つかったら値段交渉をしてみましょう。値切ると願いが小さくなるともいわれ、値切った分はご祝儀として渡す方も多いようです。ぜひ、駆け引きを楽しんでみましょう。
購入したら、最後は熊手屋さんが手締めをして終了となります。購入した熊手は翌年収めに行くこととなります。
熊手の買い方が分からないといった方は参考にしてみてください。
まとめ
様々な見どころがある花園神社の酉の市。注目は、ここでしか見れなくなってしまった「見世物小屋」ではないでしょうか。
異空間漂う雰囲気の中、不思議な魅力に圧倒されます。怖いもの見たさといった感じで行ってみませんか。