モヘアニットの手入れでブラシを使う?本当にやるべき2つの理由とは!?
「は?モヘアニットに洋服ブラシかけ?」

 

そう、洋服ブラシをかけるのはちょっとお高いコートやビジネススーツだけだと思っているあなたにとって、カジュアル衣料でしかないモヘアニットに洋服ブラシをかけるなんて、ちょっと変に思うでしょう。

でも、実はモヘアニットを洋服ブラシで手入れをするにはちゃんとした理由が有ります。

今回は、そもそも何でモヘアニットに洋服ブラシかけが必要なのか?と言う事について知りたいあなたのため、「モヘアニットに洋服ブラシかけが必要な理由」からモヘアニットへブラシをかける方法について紹介させて頂きます。

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モヘアニットを洋服ブラシで手入れする理由

モヘアニットを洋服ブラシで手入れする理由は2つ有ります。

1.外出先でついてしまったホコリや小さいゴミを払う

元々モヘアニットは静電気が起き易いのでウールやカシミア等、他のニット繊維と比較するととてもホコリがくっつき易いニットになります。

さらに、モヘアニットが好きな人はモヘアニットを着てクッキーやパイを食べていたら食べクズが繊維に入り込んで落とすのが大変だった。と言う経験を必ずするのですが、毛足が長いモヘアニットの場合は小さいゴミ入っても気がつきにくい、気がついても奥に張り込んでいてなかなか取れない。と言う汚れ易い条件が整っているのです。

これらの汚れをほったらかしにしていると、繊維を傷つけますし、積もりに積もって落ちない汚れに進んで行きます。

なので、小さいホコリや小さいゴミのうちに洋服ブラシで落とし、付いてしまっても汚れないようにするのです。

2.繊維の流れを整える

目に見えないレベルですが、着た後のモヘアニットは繊維があっちこっちと好きな方に流れ、購入したばかりの頃のシルエットが崩れています。

このシルエット崩れをほったらかしにしていると、将来的に毛玉の原因になり、型崩れを起こす原因になります。

ウールニットと比較するとモヘアニットは毛玉が起きにくく型崩れも起きにくいのですが、100%毛玉や型崩れが起きないとは限りませんので、洋服ブラシでしっかりと繊維の流れを整え、毛玉と型崩れを予防します。

では、次の項目では洋服ブラシでモヘアニットを手入れするのはどのようにしたらいいのか紹介します。

モヘアニットを洋服ブラシで手入れする方法

モヘアニットを洋服ブラシで手入れする方法は、コートやジャケット等と同じように、上から下へと洋服ブラシをかけホコリや汚れを落としたら、最後に繊維を整えるだけになります。

この時、軽い力で掃くようにブラシをかけるのがポイントなのですが、モヘアニットに関しては優しくなでるようにブラシをかけていきます。

モヘアニットはもふもふなのが最大の特徴になりますが、このもふもふ感を出すために糸紡ぎの工程であえて弱く糸を紡いでいるのです。

なので、しっかりと糸を紡いでいるウールと比較すると何倍も毛が抜けやすくなり、コートやジャケットの調子で洋服ブラシをかけているとせっかくのモヘアニットがボロボロになってしまいます。

かと言って、洋服ブラシをかけないとモヘアニットそのものの持ちが悪くなるので、洋服ブラシをかけない訳にはいきません。

そこで、モヘアニットに洋服ブラシをかける時は最大限の力で優しく洋服ブラシをかける必要が有ります。

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まとめ

モヘアニットに洋服ブラシをかける理由や洋服ブラシのかけ方についてまとめると、このようになります。

  1. モヘアニットに洋服ブラシをかけるのは、2つ理由が有る。
  2. モヘアニットに洋服ブラシをかける方法は最大限の力で優しく上から下へ掃くようにする。

モヘアニットに洋服ブラシをかける理由やモヘアニットの洋服ブラシのかけ方について紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

モヘアニットに洋服ブラシ?と思ったかもしれませんが、理由を聞けばすごく納得ですね。

こんなにも使える洋服ブラシ、コートやジャケットのためだけでなく、もっと沢山色々な場所で使用するようにしましょう。

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