花粉症の人はもちろん、風邪をひいている時も鼻水と言うのはうっとおしいだけでなく、見た目にも影響を与えるので厄介なものです。
今すぐ止める方法はないのか?と本当に困っていると藁にもすがる思いがしますが、健康な状態でも鼻水は1日数リットル出ていて、筆頭の役割である鼻腔内の洗浄はもちろん、冷気が入ってくれば加湿もします。
しかし、先にも書きました通り、厄介な時は厄介で、鼻水が厄介でないのはこれで笑いが取れる芸人位です。
そこで、今回は下記のことについてご紹介します。
- 鼻水で分かる、今アレルギー性鼻炎なのか?ウイルスや細菌による風邪なのか?の判断方法
- 現実的に考えよう。各種鼻水を止めるにはどうしたら良いのか?
- 鼻炎薬がない時の応急処置方法
では、詳細説明していきます。
この記事の目次
鼻水で分かる、今アレルギー性鼻炎なのか?風邪なのか?の判断方法
鼻水の種類には、大きく2種類有り、透明でサラサラした水性の物と、黄色くどろっとした膿のような鼻水に分けられ、この鼻水の状態を見る事で、自分が今どう言う状態なのか?と言う事をある程度判断出来るようになります。
花粉や埃などが原因となるアレルギー性鼻炎は、洗い流す作用のある水性の鼻水が出てきまして、この水性の鼻水が大量に出てくる、又は長い事出てくる場合は、慢性的なアレルギー性鼻炎の可能性があり、この鼻水の内部にはアレルギーを制御する役割のある好酸球と言う白血球の一種が多く含まれています。
一方、黄色くてどろっとした膿のような鼻水は、風邪によって発生する事が多く、この鼻水の内部には、体内で戦った後の免疫細胞と細菌やウイルスの死骸がたくさん入っています。
水っぽい鼻水は、途中から黄色くなり、段々と粘りを増していきますが、途中で二次感染をすると、どろっとした鼻水になります。
現実的に考えて、鼻づまりの対処法はどうしたら良いのか?
先にご紹介しました通り、鼻水と言っても大きく2種類あるので、症状にあった対処法が必要になります。
ウイルス等の感染による鼻水で有れば、体にとっては排出物でしかありませんし、溜めておくと副鼻腔炎になって、もっと厄介なことになりますので、やり過ぎない程度に鼻をかみ、体の中から出す事を徹底するのが重要です。
特に、小さい子の場合は鼻をかむと言う事が出来ないので、親が鼻のかみ方を教えながら鼻水の排出を徹底させる事が重要ですが、子供は鼻水をすする癖があるので、出す時にはしっかり出すようにさせます。
我が家のやり方ですが、おすすめなのはこよりを使って強制的にくしゃみをさせる事で、逆に笑える位大量の鼻水が出てきますが、副鼻腔炎になった事は一度も有りません
水性の鼻水の場合は、免疫系が過剰反応をしている事が原因なので、花粉やほこりなど、アレルゲンが体の中に入ってこないように予防を徹底する事が重要で、症状が酷い時は、抗アレルギー薬を飲む等して対応します。
薬がない時の応急処置方法
しかし、結局の所薬で抑えるのが1番。という事が分かっても、もし忘れてしまった時、切らしてしまった時のために、応急処置方法は覚えておきたいものなので、効果がある応急処置方法をご紹介します。
3秒で鼻づまりを解消する方法(でも人前でやるのは困難)
- 深く息を吸う。
- 吐く息がなくなるまで、ゆっくりと息を吐く。
- そのまま鼻をつまむ。呼吸はしない。
- 頭を上下にゆっくりと動かす。空を見る→地面か床を見るを2秒かけてゆっくりとやる。
- 4を、もう息が苦しくて仕方ない。と言う限界の地点までやる。
- 鼻づまりが解消した状態を楽しむ。
30秒位で鼻づまりをこっそりなんとかする方法
- 舌で口の上部、すなわち上顎内部のドーム型になっている部分を押さえつける。
- 舌を離して、今度は2本の指で眉間のを抑える。
- 1と2を鼻づまりが解消するまで20回ほど繰り返す。
耳鼻科考案。即効性があるけどすぐ終わる鼻詰まり解消方法
見出しに書いたことの内訳は、ペットボトルの500ccを、鼻づまりが起きている鼻の穴の反対の脇に挟む。と言う、シンプルすぎる方法です。
要するに、鼻の右が詰まっていたら左の脇でペットボトルの500ccを挟み込み。鼻の左が詰まっていたら右の脇にペットボトルの500ccを挟むと言う事になります。
これが有効な理由は、脇の下にある圧力を感じるセンサーを圧迫する事で、反対側の交感神経が刺激され、血管が収縮し、鼻の粘膜の腫れが引いて鼻腔に隙間が出来るから。との事です。
ツボ押しをする
鼻詰まり限定ですが、鼻の穴の脇にある迎香(げいこう)と言うツボを、指2本使って揉みほぐすと効果を発揮します。
痛くても根性で押し回すのがポイント。
温めて鼻づまりをどうにかしてみる。と言う人向けの方法色々
- 温かい飲み物から湧き上がる蒸気を吸い込む。
- ドライヤーでうなじを温めると、即効性が高い。
- 腕立て伏せをやると、体温が上がってある瞬間に鼻づまりが解消される。
まとめ
花粉症も含め、鼻水を止めたい時の対処方法をまとめるとこのようになります。
- 鼻水は大きく感染性とアレルギー性が有って、見た目で区別が出来る。
- 感染性の鼻水は出すのを徹底する。アレルギー性のは予防を徹底する。
- いざという時のために応急処置方法を覚えておくと便利。
いかがだったでしょうか?
鼻水というのは辛いものですが、今回ご紹介した方法で、少しでも楽になれれば幸いです。
最後までお読みくださり有難うございました。