ニットの中には自宅で洗えるものもありますが、モヘアニットは洗えるのでしょうか?
今回は、モヘアニットを自宅で洗濯する方法について知りたいあなたのため、モヘアニットの基本的な自宅洗い方法を公開します。
さらに、自宅クリーニングが得意な主婦である私の経験や、知っていると便利な裏ワザもあわせて紹介します。
この記事の目次
モヘアニットの洗濯を自宅でやる方法
モヘアと言う素材はとてもデリケートな素材です。洗濯の際は「最大級に丁寧で優しい手洗い」が必要になります。
その、最大級に丁寧で優しい手洗いとは、「中性洗剤を使用した押し洗い」です。具体的には下の動画を一度チェックしてください。
そして、手洗いというと「1番大変な作業な「脱水」だけ洗濯機に任せる」という人が多いです。
そして、モヘアニットの場合は「15秒から30秒程度だけ洗濯機を使用して脱水にかける」という情報が広く出回っています。
しかし…この脱水工程も実は良し悪しです。
薄いモヘアニットの場合は、軽く挟むだけでも十分脱水ができます。
モヘアニットの手洗いの時の脱水をやるのなら、下の画像のような厚くて重そうなモヘアニットに限定するのをおすすめします。
モヘアニットを洗う時の裏技?
モヘアニットを洗う時ですが、特に大きめのモヘアニットを洗う時に便利な裏技があるので紹介します。
裏ワザ1.少し小さめな洗濯ネットに入れて洗う
まず1つ目が、「少し小さめな洗濯ネットに入れて洗う」です。
動画を見て頂いた通り、モヘアニットと言うのは型崩れをさせないようにあらかじめ畳んでから手洗い洗濯をします。
と、畳んで手洗い洗濯をするのは良いのですが、洗っている最中に袖が浮き上がったりずれたりと、大人しくしてくれません。
こんな時、あらかじめ小さめの洗濯ネットに入れて手洗いをすると、極力崩れずに畳んだままの状態で洗う事が出来ます。
裏ワザ2.ドライコースにしてから脱水をする
2つ目の裏技は、「ドライコースにしてから脱水をする」になります。
洗濯機にもよるのですが、モヘアニットを脱水しているとどうしても偏りが出てきてしまうため、洗濯機の偏りセンサーが作動し、上手く脱水出来ない場合が有ります。
でも、どういう訳だかドライコースにしてから脱水のみにすると、偏りが出てもちゃんと脱水をするのです。
モヘアニットの場合は最大でも30秒程度なので、偏りセンサーが働く前に終わってしまいそうな場合も有るかもしれません。でも神経質な機種は本当に神経質なので、もし今使っている洗濯機で少量の洗濯の時脱水に苦労をした記憶が有ったらぜひ試してみて下さい。
モヘアニットの陰干し便利グッズ
ところで、モヘアニットの情報を探していると、乾かす方法として以下のように書いてあることが多いですよね。
- 風通しの良い日陰に干す
- ハンガーを使わずに平たく干す
これ、要約すると「モヘアニットは風通しの良い屋内で平たく干す」ということです。
…しかし、モヘアニットを手洗いした経験がある人なら、「平たく干すまでは良いんだけど、脱水がしっかりと出来ないが故に水がポタポタ滴り落ちてくる」という現状をよくご存知かと思います。
こんな時はお風呂場に干すのが1番なのですが、お風呂場で干す場所って、突っ張り棒でもないと無理だし、お風呂場の壁の種類によっては突っ張り棒を使うのが困難だったりします。
そんな時に活躍をするのが、こちらの「セーター干しネット」です。
こちらの商品の使い方は画像を見て頂いた通りで、湯船の縁に置く事も出来るので床に置いておく事が出来ない人でも安心して使えます。
最大3kgまで耐久性が有りますので、大体のモヘアニットに使えます。
まとめ
モヘアニットを自宅で洗う方法についてまとめると、このようになります。
- モヘアニットは「最大級に丁寧な手洗い」をするのが基本
- モヘアニットの脱水で洗濯気を使うのは厚くて重いモヘアニットだけにして置く。
主婦の立場からモヘアニットを自宅で洗う方法について紹介させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
衣服と言うのは丁寧に洗えば丁寧に洗ったなりに長持ちする物なので、皆さんも是非「最大級に丁寧な手洗い」でモヘアニットを大事にして下さい。