インフルエンザはA型B型の順に12月頃から流行りだします。2017年にかけてはA型は、熱があまり出ず倦怠感があるといった例年と違った症状がありました。
今年のインフルエンザ症状はどんな感じなのでしょうか。
一般のケースや対象法などについて紹介します。しっかりチェックして、感染しないよう日頃から心がけましょう。
頭痛、腹痛、鼻水などの症状で出たら注意!風邪との違いは?
インフルエンザの初期症状の特徴としては、38度以上の高熱や筋肉痛や倦怠感、吐き気などがあげられます。腹痛による下痢もあったりします。一般的に風邪の場合は、熱は37度〜38度ほどと言われており、頭痛やくしゃみや咳、喉の痛みや鼻詰まりなどを伴います。
インフルエンザと風邪との大きな違いに、インフルエンザの場合では咳や鼻水、くしゃみといった呼吸器系の症状が現れにくいといったことがあります。その他にも、インフルエンザは急激に体温が38度を超えたり、だるさや筋肉の痛みがあったりといった症状があります。
ただこれらの症状が起きた場合、インフルエンザの可能性が高いわけですが、2017年のインフルエンザのように高熱が出ないケースもあるので、病院での検査をされたほうが安心と言えます。
インフルエンザ症状と対処法!2017年は?
インフルエンザにはA型、B型、C型と3タイプあります。
A型の特徴は、突然の高熱や悪寒、関節痛などといった症状があるといったこと。
B型は、A型よりも消化器系に症状が出やすく、A型よりも熱が出ないので風邪と自己判断して、感染が広まるといったことがあります。
あまり、聞きなれないのですが、インフルエンザC型は多く鼻水が出ることが特徴で、5歳以下の小児の感染が多いようです。
例年の傾向からすると、A型は12月から1月ころに流行し、2月から春先にかけてB型が流行するといった傾向にあるようです。
また、インフルエンザの潜伏期間は通常1日〜3日と言われています。長い場合でもおよそ1週間ほどです。潜伏期間にも感染するので、気づかないうちに感染してしまっていたり、感染させてしまったりといったことがあります。
主の感染経路は、空気感染や咳やつばなどによるものと言われています。感染を防ぐためには、手洗いやうがい、室内の殺菌消毒といったことが必要になっています。
他にも、栄養バランスのある食事をしたり、睡眠をしっかりととって、リラックスをするといったことも大切です。予防接種を受けることも重要になります。いざという時のために、日頃から心がけましょう。
インフルエンザの症状!大人と子供はどう違う?
子供は大人に比べて、インフルエンザに対する免疫力が低いので、インフルエンザを発症した場合のリスクも大きくなります。
症状もさることながら大人と子供ではインフルエンザの対処法も異なります。子供は大人に比べインフルエンザへのリスクが高いのです。
高熱が出たからと言って子供に解熱剤を与えることも危険な要因の一つになります。というのも、解熱剤にはアスピリン等が含まれているので、ライ症候群を引き起こし、インフルエンザ脳症を発症する原因ともいわれています。
また、熱性けいれんや中耳炎、気管支炎などといった合併症を引き起こすこともあります。そのため、自己判断は行わず医師による判断を仰いだほうが賢明です。
まとめ
2016年から2017年にかけてのインフルエンザA型は高熱は出ず微熱の状態で、倦怠感があるといった感じで、例年とはちょっと違った感じでした。
2017年から2018年にかけてのインフルエンザはどんな感じになるのでしょうか。例年と違ったケースもあるので、ニュースなどの情報もチェックしてみましょう。